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今月の主題 補体系 巻頭言
補体研究の新しい展開
著者: 廣瀬俊一1
所属機関: 1順天堂大学医学部膠原病内科
ページ範囲:P.143 - P.144
文献購入ページに移動このような研究に関連して日本の研究者が占めた役割は大きい.しかし,このように補体は基礎的研究がおおいに進歩しているのに対して,その臨床的応用はあまりなされていない.このことは,補体系についての検査が物としての補体成分の定量と,活性因子としての補体の各成分の活性の測定を同時に行うことが困難であり,臨床の場におけるその方法がいまだ十分に確立されていないことと関係があると思われる.
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