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文献詳細

雑誌文献

臨床検査34巻2号

1990年02月発行

文献概要

今月の主題 補体系 技術解説

血清補体価の測定

著者: 北村肇1

所属機関: 1大阪府立成人病センター研究所第6部

ページ範囲:P.153 - P.158

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 血清補体価は血清中のC1からC9までのすべての補体成分の活性を一括して測定するもので,体内の補体を知るための第一歩として用いられる.全身性エリテマトーデスを含む各種疾患の診断や予後判定に不可欠の検査である.血清補体価は補体の持つ感作ヒツジ赤血球を溶血させる活性として測定する.ここでは血清補体価測定の実際を,原理,緩衝液作りから補体価算出までを一般的な方法と2つの簡易法による方法について解説した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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