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文献詳細

雑誌文献

臨床検査34巻2号

1990年02月発行

文献概要

今月の主題 補体系 技術解説

補体成分蛋白の多型性の測定

著者: 竹内二士夫1 徳永勝士2

所属機関: 1東京大学医学部物療内科 2東京大学医学部附属病院輸血部

ページ範囲:P.164 - P.169

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 補体成分蛋白の多型は,主として電気泳動法を用いて,近年詳細に研究されるようになった.MHC領域クラスⅢに属するC2, BF, C4をはじめ,C3, C6, C7などが検討された結果,疾患との関連が明らかにされつつあり,免疫学的研究や,人類遺伝学的研究にも寄与している.本稿では,C2, BF, C4を中心にその多型検出法の概略と,その意義について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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