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文献詳細

雑誌文献

臨床検査34巻3号

1990年03月発行

文献概要

今月の主題 呼吸機能検査 技術解説

スパイロメトリー・フローボリウム曲線

著者: 佐々木英忠1 関沢清久1 会川尚志1 矢内勝1 板橋繁1 福島健泰1 森川昌利1 手塚光彦1 氏家祐子1

所属機関: 1東北大学医学部老人科

ページ範囲:P.287 - P.292

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 スパイロメータで測定したスパイログラムは,肺気量分画とテフノー曲線である.一秒率は,70%以下で閉塞性障害があるといい,肺活量は標準値の85%以下で拘束性障害があるといえる.フローボリウム曲線は,テフノー曲線と同じ成績を別の表現にしたものにすぎない.しかし,型分類により病気を診断できる利点がある.閉塞性障害は肺弾性圧が小さいか,または等圧点より上流気道抵抗が高くても生じる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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