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文献詳細

雑誌文献

臨床検査34巻3号

1990年03月発行

文献概要

TOPICS

タウリン

著者: 西槇貴代美1 中島信治1

所属機関: 1日本医科大学老人病研究所

ページ範囲:P.350 - P.352

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 タウリンは,新生児の発育や眼変性との関連が1970年初めのころより注目されはじめ,その後脳に多含されることをはじめ,表1に示すような多彩な生機作用を有することが明らかとなってきている.特に脳および心臓血管系に対する作用は,高齢化社会の到来を迎えてにわかに注目されてきている.
 食品のタウリン含量表2にタウリンの多い食品を示した.海産物には多く,植物性食品には一般に少ない.タウリンの経口的供給が臓器内タウリン含量を増加しうるのかどうか,タウリン投与で病変の進行を抑制できるのか否か,などについては疑問とする学者もある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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