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タウリン
著者: 西槇貴代美1 中島信治1
所属機関: 1日本医科大学老人病研究所
ページ範囲:P.350 - P.352
文献購入ページに移動 タウリンは,新生児の発育や眼変性との関連が1970年初めのころより注目されはじめ,その後脳に多含されることをはじめ,表1に示すような多彩な生機作用を有することが明らかとなってきている.特に脳および心臓血管系に対する作用は,高齢化社会の到来を迎えてにわかに注目されてきている.
食品のタウリン含量表2にタウリンの多い食品を示した.海産物には多く,植物性食品には一般に少ない.タウリンの経口的供給が臓器内タウリン含量を増加しうるのかどうか,タウリン投与で病変の進行を抑制できるのか否か,などについては疑問とする学者もある.
食品のタウリン含量表2にタウリンの多い食品を示した.海産物には多く,植物性食品には一般に少ない.タウリンの経口的供給が臓器内タウリン含量を増加しうるのかどうか,タウリン投与で病変の進行を抑制できるのか否か,などについては疑問とする学者もある.
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