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文献詳細

雑誌文献

臨床検査34巻3号

1990年03月発行

文献概要

質疑応答 臨床科学

CRP測定における抗凝固剤の影響

著者: K生 河合忠1

所属機関: 1自治医科大学臨床病理

ページ範囲:P.373 - P.374

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 〔問〕CRP測定の場合,一般に「血漿は使用しない」とか「EDTA血漿は不適」といわれる一方,文献によっては,「EDTAの影響は認められない」とか「……新鮮血清で補体性がある場合には偽陰性を示すことが起こりうる.それを防ぐにはEDTA塩のようなキレート剤を適量加える.……」(臨床検査,33(8):912,1987)と述べられています.ヘパリン加血漿やEDTA加血漿をCRP測定に用いてよいものかどうか,特にベビーではヘパリン処理毛細ガラス管に採血した血漿でCRP測定を行うことがありますが,その可否についてご教示ください.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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