icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査34巻4号

1990年04月発行

文献概要

今月の主題 結核菌と非定型抗酸菌をめぐって 病態解説

抗酸菌の耐性機構と化学療法

著者: 山田毅1

所属機関: 1長崎大学歯学部口腔細菌学教室

ページ範囲:P.425 - P.428

文献購入ページに移動
 結核菌はクロモソームの突然変異をおこし,薬剤の透過性をかえたり,薬剤の作用点の構造を変え耐性を獲得する.耐性を獲得するとINH耐性菌やバイオマイシン耐性菌のように病原性が弱くなる場合がある.非定型抗酸菌の薬剤不感受性のメカニズムとしては透過性の変化,薬剤の不活化機構の可能性が挙げられている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?