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文献詳細

雑誌文献

臨床検査34巻4号

1990年04月発行

文献概要

質疑応答 臨床化学

フルクトサミンの標準液と測定値

著者: 平塚孝一 中恵一1

所属機関: 1大阪市立大学臨床検査医学

ページ範囲:P.493 - P.494

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 〔問〕 フルクトサミンの標準液は,4%ヒトアルブミン溶液にDMFを各mmol/lになるように溶解し,530nmの波長で10分から15分に変化した吸光度から4%アルブミンの示す吸光変化を差し引いた吸光度でキャリブレーションするのがJ. R. Baker(Clin, Chim. Acta, 127, 87~95, 1982)の方法だと思います.実験したところ,市販試薬添付の標準血清はアルブミンの吸光度を差し引いていないように思われますが,この辺の定義をご教示ください.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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