icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査34巻5号

1990年05月発行

文献概要

今月の主題 生殖 話題

性機能調節と神経ペプチド

著者: 斎藤裕1 平井規之1 矢内原巧1

所属機関: 1昭和大学医学部産婦人科学教室

ページ範囲:P.560 - P.563

文献購入ページに移動
 従来より,性機能調節は,視床下部-下垂体-性腺-性器を軸としてLHRH,ゴナドトロピン,ステロイドホルモンによるフィードバック機構によって説明されてきた.近年,脳・消化管ペプチドである神経ペプチドを含めた神経伝達物質(VIP,カテコールアミン,GABA,GnRH,オピオイドペプチド)や生理活性物質が,ゴナドトロピン,プロラクチン分泌に関与し,また,これらの物質が末梢組織にも存在し,性機能調節に関与していることがわかっている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?