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ドプラカテーテル流速計による冠血流の測定
著者: 半田俊之介1 根岸耕二1
所属機関: 1慶應義塾大学内科
ページ範囲:P.595 - P.596
文献購入ページに移動 造影法により冠動脈の解剖学的所見を得ることは,臨床診断上一般化している.しかし,冠狭窄など解剖学的異常と生理学的な冠血流動態は必ずしも一致しない.動物実験と異なり,臨床例で冠血流を連続測定する便利な手段はなかった.カテーテル先端型ドプラ流速計の開発により冠動脈血流速度の計測が可能になった.冠動脈造影と併用するこの装置の臨床応用について紹介し,実記録を示す.
システムは,生体内に挿入する先端の外径が3French sizeのドプラカテーテル(Miller社MIKROTIP®doppner catheter Model DC101)と増幅装置(Velocimeter Model MDV20)からなる.ドプラカテーテル内腔には直径0.014インチのPTCA用ガイドワイヤーを通す.
システムは,生体内に挿入する先端の外径が3French sizeのドプラカテーテル(Miller社MIKROTIP®doppner catheter Model DC101)と増幅装置(Velocimeter Model MDV20)からなる.ドプラカテーテル内腔には直径0.014インチのPTCA用ガイドワイヤーを通す.
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