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文献詳細

雑誌文献

臨床検査34巻5号

1990年05月発行

文献概要

研究

子宮頸癌におけるヒトパピローマウイルス(HPV)感染の検出とそのタイピングおよびPCR法によるHPV16,18の高感度検出の試み

著者: 木下盛敏2 乾貞治1 北島真紀子1 大江泰雄1 池井暢浩1 申貞均2 遠藤誉冨3 浜田信一2 寺澤晃司2 平尾務2 青野敏博2

所属機関: 1大塚製薬株式会社大塚アッセイ研究所 2徳島大学医学部産科婦人科学教室 3遠藤産婦人科病院

ページ範囲:P.605 - P.609

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 RNAプローブを用いたドットプロット法により,子宮頸部におけるHPV感染の検出およびそのタイピングを行った.その結果,子宮頸癌,上皮内癌および異形成において高率にHPVを検出した.また,遺伝子増幅法として注目を集めているPCR法を用い,HPV 16,18の高感度検出を試み,RNAプローブ法にてHPV陰性と判定された検体でもPCR法を用いることによりHPV 16,18をさらに高率に検出することができた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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