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文献詳細

雑誌文献

臨床検査34巻6号

1990年06月発行

文献概要

質疑応答 一般検査

尿検査のための最少尿量

著者: 中西寛治 柳康子1 伊藤機一1

所属機関: 1東海大学病院中検

ページ範囲:P.763 - P.764

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 〔問〕当院ではこの数年間,遠沈用試験管1本(約10ml)の尿が病棟・外来から検査科に提出されています.しかし現今,尿の精度管理の沈渣の必要尿量は約10 mlとされ,この尿量から糖,蛋白の定量に100μl必要で,医師から尿の混濁の証明,脂肪の有無などが依頼された場合,まったくのお手上げです.そこで,尿を遠沈した上清で糖,蛋白の定量を指示され,遠沈前後で蛋白の定量を実施したところ,遠沈後に若干の低下がみられました.尿検査のための尿量はいくらあればよいのか,ご教示ください.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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