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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査34巻7号

1990年07月発行

雑誌目次

今月の主題 集中治療室での検査

巻頭言

集中治療室はいま

都築 正和

pp.773-774

 集中治療―Intensive Care―とは今日ではすっかり定着した概念となっている.現在の医療,ことに高度医療が行われている医療施設においては「集中治療室―ICU」なしには高度の医療そのものが成り立たなくなっている.集中治療室が本邦で誕生してからすでに30年以上が経過した.このような歴史を経た現在,その建築施設,機器,組織,人員構成,運営などはすっかり安定した状況となっていると思われるかも知れないが,事実はいまだに多くの問題点を抱えている.

 これらの諸項目の中で,建築,設備,機器などのハードウエアについては世界のどこに出しても恥ずかしくない一流のものが備えられ使用されている.いくつかの例を挙げれば,循環器系モニター(中にはコンピューター化されたものもある),不整脈監視装置,高度の機能を持つ人工呼吸器とその使用に必要な医療ガス配管システム,迅速検査機器などが挙げられるし,最近ではこれらをシステム化し病院全体の医療情報と連携することも実用化の域に達している.一例を,きわめて重症でICUに収容・治療されている患者の検査に例をとってみると,最近の迅速検査機器,例えば緊急用生化学検査機器,血液ガス分析機器などを使用し,それらのデータをコンピューターによってオンライン処理することによって最適な治療を迅速かつ的確に行うことができる.これらの詳細な内容はこの特集でいくつかの専門分野に分けて述べられる.

技術解説

集中治療室での循環機能のモニター

益子 邦洋 , 久志本 成樹 , 大塚 敏文

pp.775-782

 循環機能のモニターは集中治療室における重症患者管理に必要不可欠である.循環機能とは,前負荷,心機能,後負荷,末梢循環などを総称的に表現した概念であり,通常,心電図モニター,動脈圧モニター,中心静脈圧モニター,尿量モニター,体温モニター,動脈血ガス分析などにより評価される.また近年普及したスワンガンツカテーテルはこれら循環機能を総合的に把握し,より一歩踏み込んだ病態診断を可能とした点で,きわめて有用である.しかしながら個々のモニターにはおのおの,利点と欠点があり,モニタリングに伴う合併症の中には決して無視できないものもある.これらを十分わきまえたうえでモニターを利用し,循環動態が安定したならば可及的早期にモニタリングを中止することもまた大切である.

集中治療室での呼吸機能のモニター

毛利 昌史

pp.783-786

 ICUに限らず,呼吸モニターの基本は呼吸数,意識レベルなどバイタルサインと呼吸パターンの正確な把握である.今後,センサーの改良と開発,および情報処理技術の進歩などにより呼吸モニターの方法は,さらに発展すると思われるが,そのような新しい手法や技術を生かす意味においてもベッドサイドにおける臨床的モニターの知識と技術はいっそう重視しなくてはならない.監視装置はあくまでも,患者の状態を実時間で把握するためのひとつの手段であり,その機能を十分に生かすためには,相応の臨床的経験と能力を前提としていることを忘れてはならない.

集中治療室での腎機能のモニター

平出 敦 , 杉本 侃

pp.787-791

 重症治療室における腎機能のモニタリングの適応は糸球体病変や間質性病変など腎疾患に伴う腎機能障害ではなく,虚血や腎毒性物質を原因とする腎機能障害である.腎は虚血の影響をきわめて受けやすい臓器である.腎機能のモニタリングは早期に腎機能の低下を評価し,急性腎不全が完成する前に腎の機能を保護するために行われる.腎機能を反映するパラメーターは数多くあるが,中でも自由水クリアランス,FENa,クレアチニンクリアランスは有用である.

集中治療室での脳神経機能のモニター

三井 香児

pp.792-798

 集中治療室における脳神経機能のモニターは意識レベルや神経症状などの臨床所見の推移の把握として長らく実施されてきた.呼吸・循環系のモニター機器が比較的早期から実用化されていたのに対し,脳神経機能のモニターが,今なお重要ではあるが「古典的」な臨床症状の把握によらざるをえなかったのは,脳神経機能の情報を器械によって取り出すことが困難なためであった.近年の科学技術の革新と医療技術の簡素化および工夫で脳神経機能を医療機器によってモニターすることが可能となった.脳波検査は早くからその地位を確立していたが,最近では頭蓋圧測定と脳幹誘発反応が集中治療室においてモニターとして定着してきた.さらに多くのモニターが望まれるところであるが,簡便性,再現性(信頼性),安全性,非侵襲性などの点で改良,開発が期待される.

集中治療室での画像検査

芦川 和高

pp.799-805

 集中治療:Intensive careとは生命の存続を脅かされている患者の病態を把握して専門的な立場から速やかに治療を施すことである.いかなる医療も適格な診断がなければ正しい治療は施せない.とりわけ救急患者は寸刻を争うような病態に対応した計測,画像検査,処置と治療が同時に進行する.集中治療室が求める画像は治療と経過の対比にきわめて重要で,救命率の向上の一翼を担っている.そのため鮮明な画像が得られないときにはちゅうちょすることなく再撮影を行うか,別の方法で適格な画像で診断することがもっとも親切な医療である.

話題

集中治療室でのDICとMOF

玉熊 正悦 , 小野 聡

pp.806-811

 ICUとは重症患者を一挙に集め,独立した看護体制下に高度の医療を行う施設で1970年代から普及したが,時を同じくして一般消化器外科や救命救急センターなどできわめて重篤な病態としてのMOFとその進転や転帰を大きく左右するDICが注目されるようになった.本稿ではそのDICとMOFの一般論を今日の問題点について,一般消化器外科での体験をもとにまとめ,最後にICUでの集中治療で救命し得た典型的実例を紹介した.

集中治療室での院内感染

藤井 千穂 , 中浜 力

pp.812-817

 ICUにおける院内感染として最近注目されているのはメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)である.患者の周囲環境の調査をしてみると,交叉感染だけでなく空気感染の可能性が示唆された.また緑膿菌,P. cepacia,E. faecalisなどは院内感染をひき起こす危険性があり,つねに注意を要する.さらに真菌はcompromised hostの起炎菌としてとらえるだけでなく,環境感染の原因菌として着目していくべきであると思われる.

座談会

集中治療室はいま

清野 精彦 , 三井 香児 , 相川 直樹 , 大久保 昭行

pp.818-825

 集中治療室の発展によって,従来は致死的であった患者の多くが救命されるようになった.この集中治療の基本は,検査技術の進歩によって可能となった患者の状態のモニター情報を基に行う効果的な集学的治療である.集中治療室における検査技師,臨床工学技士の役割は今後増々大きくなっていくと思われる.このような状況の中で,集中治療室について,検査技師として知りたいこと,検査技師に知ってもらいたいことを,集中治療領域の専門家に語っていただいた.

カラーグラフ

続発性糸球体疾患

坂口 弘 , 緒方 謙太郎

pp.770-772

学会印象記 第39回日本臨床衛生検査学会

診療に直接役だつ検査を求めて

臨床化学部門から,他

安部 彰

pp.826-828

 臨床化学部門に関して第一日目シンポジウムと第二日目一般演題のなかから印象的な内容について記す.なお,前日のナイトセミナーと第二日目の指定演題「迅速検査の現状と将来」においても関連する内容が報告された.

 シンポジウムは「臨床化学領域における精度管理のあり方―施設間差の解消法―」について筆者と大貫経一氏(水戸病院)の司会で行われた.最近,検査データの医療機関での共通化すなわち互換性についての要求がとみに高くなっている.当日は朝からあいにくの雨であったが,会場のホールには定刻から500人ほどの聴衆が集まり,このテーマに対する関心の強さがうかがえた.従来あまり効果が期待できなかった外部精度管理のあり方をとりあげ時宜をえたテーマであった.

腎臓病の病理・7

続発性糸球体疾患

坂口 弘 , 緒方 謙太郎

pp.830-838

 ループス腎炎は,SLEにみられる糸球体腎炎で,多彩な組織像を呈することが知られており,WHO分類では,病変の程度により6つのタイプに分けられている.糖尿病では,長期間にわたる高血糖状態など種々の因子により,糸球体に硬化性病変,滲出性病変が招来されるが,特に結節性病変が特徴的である.アミロイド腎症は,血管壁や糸球体のメサンギウム,基底膜にアミロイド線維が沈着することによるもので,多発性骨髄腫をはじめ,さまざまな疾患に続発する.肝性糸球体硬化症は,慢性肝疾患に認められる糸球体病変を指すが,腎機能障害とはあまり関係はない.

TOPICS

経皮的心臓血管内視鏡

内田 康美

pp.840

 心臓や血管の病変の診断法には非観血的方法と観血的方法とがある.観血的方法は,非観血的方法に比べて,より正確である.しかしながら従来の観血的方法は造影法という影をもって病変をとらえる方法が主体であり,したがって病理学的診断には難がある.消化器,泌尿器,呼吸器などの疾患には直接,眼で病変を観察し診断する内視鏡が盛んに行われている.心臓血管系についても,最近ようやく,内視鏡により病変を観察し診断することが可能となった.したがって眼による病理診断,すなわち,肉眼病理学を展開することが可能となったわけである.

肝障害時の栄養治療の指標

中 恵一

pp.841

 肝臓はエネルギー代謝の中心的な役割を担う臓器であり,末梢のエネルギー需要に応じてエネルギー基質を産生・供給あるいは加工・貯蔵している.肝障害時には,こうした機能が乱れ,利用しうるエネルギー基質も質的変化を生じる.グルコースは,グリコーゲン貯蔵量が低下し糖新生能が低下するため血液への供給がうまくいかず,脂肪酸の酸化によって需要に答えようとし,ケトン体をエネルギー基質として供給する.この脂肪酸およびケトン体はミトコンドリアにおけるATP産生時にグルコースに優先して利用され,グルコースを節約する方向に進む.また,全身の骨格筋で蛋白異化が亢進し,そのアミノ酸がエネルギー基質として利用され炭素骨格よりグルコース骨格が提供される.

 血液成分分析より肝障害時にこれらエネルギー基質が特異なパターンを示すことが指摘されているが,その一つに"アミノ酸インバランス"という状態がある.

新しい有機溶剤取り扱い者の健診

竹内 康浩

pp.842-843

 昨年10月より労働安全法令が大幅に改定され,その一環として有機溶剤中毒予防規則も改定された.その要点は下記のとおりである.

新しい下痢原性大腸菌群

本田 武司

pp.843-844

 下痢を引き起こす大腸菌は一般の常在フローラを形成する大腸菌と一部異なる特性を有し,下痢原性大腸菌(あるいは広義の病原大腸菌)と総称される(表1).これらのうち,ETEC,EIEC,EHECに分類される大腸菌については,すでに病原因子が明らかにされている(表1).

 これに対し,EPECの存在はもっとも古くから知られ1955年にはEnteropathogenic E. coliと下痢原性大腸菌の中で一番早く名付けられた1)にもかかわらず,特定のO:K血清型に集積するということ以外は,病原因子の同定が遅れていた.1979年になってCraviotoらはEPECの約80%の菌株がHEp-2細胞(喉頭類上皮癌由来細胞)に付着することを報告2)し,その後の詳細な検討により,さらに"局所性"に付着するiocalized adherenceと"分散性"に付着するdiffuse adherenceの2型に大別されることが見いだされた3).前者の付着に関与する因子はEPEC adherence factor(EAF)と名付けられ,約60 MDa大のプラスミドに支配されている3).このEAFの本態としては94KDaの外膜蛋白4)や32 KDaの表層蛋白5)がいわれているが,まだ十分明らかになっていない.

研究

胃の平滑筋筋電図

北野 俊雄 , 水谷 真規子 , 松原 宏紀 , 内藤 靖夫 , 中沢 三郎 , 芳野 純治

pp.845-848

 機械的消化と化学的消化を行う消化器の検査法としては種々のものが考案されているが,胃腸を構成する平滑筋を対象とした筋電図検査は通常の横紋筋のそれに比べて測定手技や導出された波形の分析などが標準化されていないのが現状である.今回われわれは胃平滑筋の機械的機能を測定するため,特殊電極の改良と内視鏡を用いた平滑筋筋電図の導出を試み,それらの比較検討を行った.

プロテアーゼ401を用いた新しいミトコンドリア由来アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼの活性測定法

渡津 吉史 , 白波瀬 泰史 , 兼田 喜明 , 宇治 義則 , 岡部 紘明 , 杉内 博幸

pp.849-853

 Streptomyces violaceochromogenesから精製されたプロテアーゼ401がブタ由来L-Aspartate:2-oxoglutarate aminotransferase(AST,EC 2.6.1.1.)のアイソザイムである細胞質由来AST(c-AST;cytosolic AST)の活性を阻害する事が報告されている.その報告に基づき,ヒト由来ASTにこのプロテアーゼを作用させてc-AST活性を阻害し,ミトコンドリア由来AST(m-AST;mitochondrial AST)の分別定量について検討した.その結果c-AST活性を短時間に阻害させることができ,残存するm-AST活性を分別定量できる事が確認され,臨床検査に応用できる可能性が示唆された.

資料

民間A検査センターによる風疹HI抗体陰性・低陽性血清をHI予研法およびELISAで測定した成績

杉下 知子 , 若宮 真紀 , 金子 秀

pp.854-857

 風疹HI抗体検出試薬セロディアールベラ(S法)を用いて測定していた民間A検査センターから風疹HI抗体≦1:16と判定された血清50例を得,予研法HI抗体とELISA (ルベスタット)による風疹抗体を測定した.S法<1:8の26例中予研法では7例が陽性(1:8が1例,1:16が6例)を示し,さらにS法1:16の24例は予研法では1:32が1例,1:64が15例,1:128が8例と高い値を示した.ELISAによるIgG型抗体は,予研法で1:16≦の30例が全例陽性を示した.予研法HI価とELISA抗体値の相関はγ=0.90と高く,良い相関を示したのに対し,S法の陽性例は全例1:16であったので相関係数は得られなかった.

消化管悪性腫瘍に対するCA 19-9染色キットの使用経験

小田 高司 , 川田 みどり , 堀 貞明 , 長村 義之

pp.858-862

 最近開発されたCA 19-9染色キット(トーレ・フジバイオニクス社)を用い各種消化器癌症例の染色を行い,染色キットの有用性について検討した.今回対象とした消化器癌24例(胃癌,大腸癌,胆嚢癌および膵癌各6例)においてはCA 19-9染色陽性率は癌部で91.2%,非癌部では63.6%であった.また染色性についても,諸家の報告による消化器癌のCA 19-9染色パターンの判別が可能であった.この染色キットの使用により比較的,免疫組織化学の経験に乏しい施設においても容易かつ正確にCA 19-9染色が可能となり有用と考えられた.

迫悼

村地 孝先生の御逝去を悼む

大久保 昭行

pp.863

 村地孝先生が亡くなられました.知人からその連絡を受けた時に,あまりにもびっくりしてしまい,この知人を誠実な人として日頃から尊敬しているにもかかわらず,「まさか,間違いではないでしょうね」と,無意識に叫んでいました.

 村地先生は今年3月京都大学を定年で御退官されたばかりで,御退官祝賀会で筆者がお会いした時はたいへんお元気そうで,今後も後進の指導と研究に御活躍されることと期待しておりました.筆者はつい数日前に,「4月1日から関西医科大学で引き続き医学生の教育に当たる一方,ユニチカの中央研究所の技術顧問として,これまでの研究を続けられることになりました」と記された挨拶状を頂いたばかりです.

質疑応答 免疫血清

ASO,ASK,トキソプラズマ抗体におけるIgMの有用性

A生 , 岩田 進

pp.865-866

 〔問〕ウイルス疾患(特に風疹)についてはIgMは臨床的に有用であるといわれていますが,その他の血清検査であるASO,ASK,トキソプラズマ抗体について,IgMの臨床的意義をご教示ください.

抗核抗体測定で細胞質が陽性の場合

Q生 , 長野 百合子

pp.867-868

 〔問〕抗核抗体測定において,核でなく,細胞質が陽性になっている場合があります.その染まりかたについてもいろいろありますが,なにか臨床的意義はあるのでしょうか.(試薬会社で調べてもらったところ,lysosomal型とかribosomal型などといわれました).

リポソーム免疫測定法の現状

Q生 , 保田 立二 , 梅田 衞

pp.868-871

 〔問〕liposme immune lysis assayの現状,さらにliposomeの具体的な作成方法についてご教示ください.

質疑応答 臨床生理

通常呼吸での換気異常の評価

K生 , 石井 裕子 , 井川 幸雄

pp.872-875

 〔問〕努力呼吸を行わずに,通常の呼吸状態での検査で,換気異常をどの程度評価できるのか,ご教示ください.

質疑応答 その他

緊急検査の実情と検査技師の労働条件

K子 , 高橋 正雄

pp.875-878

 〔問〕450床の公立病院で,常勤18名,臨時1名の19名でひととおりのルーチン検査と毎日の待機業務をやっております.ほとんど毎晩呼出しがあり,毎日誰かが休憩をとって休んでいます.それでも,当院の1人あたりの仕事量は県内でも少ないと管理者からいわれます.院内では事務の当直は17時~22時まで,外来看護婦も22時までになる方向です.検査だけが,産休の補充も満足にできないままです.全国の緊急検査の実情と検査技師の労働条件をご教示ください.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

今月の特集1 AI医療の現状と課題
今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

64巻5号(2020年5月発行)

今月の特集1 中性脂肪の何が問題なのか
今月の特集2 EBLM(evidence based laboratory medicine)の新展開

64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
今月の特集2 質量分析を利用した臨床検査

64巻2号(2020年2月発行)

今月の特集1 検査でわかる二次性高血圧
今月の特集2 標準採血法アップデート

64巻1号(2020年1月発行)

今月の特集1 免疫チェックポイント阻害薬—押さえるべき特徴と注意点
今月の特集2 生理検査—この所見を見逃すな!

63巻12号(2019年12月発行)

今月の特集1 糖尿病関連検査の動向
今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

今月の特集1 造血器腫瘍の遺伝子異常
今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

今月の特集1 発症を予測する臨床検査—先制医療で5疾病に立ち向かう!
今月の特集2 薬の効果・副作用と検査値

62巻12号(2018年12月発行)

今月の特集1 海外帰りでも慌てない旅行者感染症
今月の特集2 最近の輸血・細胞移植をめぐって

62巻11号(2018年11月発行)

今月の特集1 循環癌細胞(CTC)とリキッドバイオプシー
今月の特集2 ACSを見逃さない!

62巻10号(2018年10月発行)

増刊号 感染症関連国際ガイドライン—近年のまとめ

62巻9号(2018年9月発行)

今月の特集1 DIC診断基準
今月の特集2 知っておきたい遺伝性不整脈

62巻8号(2018年8月発行)

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62巻7号(2018年7月発行)

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今月の特集2 現場を変える!効果的な感染症検査報告

62巻6号(2018年6月発行)

今月の特集1 The Bone—骨疾患の病態と臨床検査
今月の特集2 筋疾患に迫る

62巻5号(2018年5月発行)

今月の特集1 肝線維化をcatch
今月の特集2 不妊・不育症医療の最前線

62巻4号(2018年4月発行)

増刊号 疾患・病態を理解する—尿沈渣レファレンスブック

62巻3号(2018年3月発行)

今月の特集1 症例から学ぶ血友病とvon Willebrand病
今月の特集2 成人先天性心疾患

62巻2号(2018年2月発行)

今月の特集1 Stroke—脳卒中を診る
今月の特集2 実は増えている“梅毒”

62巻1号(2018年1月発行)

今月の特集1 知っておきたい感染症関連診療ガイドラインのエッセンス
今月の特集2 心腎連関を理解する

60巻13号(2016年12月発行)

今月の特集1 認知症待ったなし!
今月の特集2 がん分子標的治療にかかわる臨床検査・遺伝子検査

60巻12号(2016年11月発行)

今月の特集1 血液学検査を支える標準化
今月の特集2 脂質検査の盲点

60巻11号(2016年10月発行)

増刊号 心電図が臨床につながる本。

60巻10号(2016年10月発行)

今月の特集1 血球貪食症候群を知る
今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

60巻9号(2016年9月発行)

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今月の特集2 臨床検査領域における次世代データ解析—ビッグデータ解析を視野に入れて

60巻8号(2016年8月発行)

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今月の特集2 キャリアデザイン

60巻7号(2016年7月発行)

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今月の特集2 百日咳,いま知っておきたいこと

60巻6号(2016年6月発行)

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今月の特集2 CKDの臨床検査と腎病理診断

60巻5号(2016年5月発行)

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今月の特集2 感度を磨く—検査性能の追求

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今月の特集2 感染症診断に使われるバイオマーカー—その臨床的意義とは?

60巻3号(2016年3月発行)

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今月の特集2 smartに実践する検体採取

60巻2号(2016年2月発行)

今月の特集1 深く知ろう! 血栓止血検査
今月の特集2 実践に役立つ呼吸機能検査の測定手技

60巻1号(2016年1月発行)

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今月の特集2 グローバル化時代の耐性菌感染症

59巻13号(2015年12月発行)

今月の特集1 移植医療を支える臨床検査
今月の特集2 検査室が育てる研修医

59巻12号(2015年11月発行)

今月の特集1 ウイルス性肝炎をまとめて学ぶ
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59巻11号(2015年10月発行)

増刊号 ひとりでも困らない! 検査当直イエローページ

59巻10号(2015年10月発行)

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59巻9号(2015年9月発行)

今月の特集1 乳腺の臨床を支える超音波検査
今月の特集2 臨地実習で学生に何を与えることができるか

59巻8号(2015年8月発行)

今月の特集1 臨床検査の視点から科学する老化
今月の特集2 感染症サーベイランスの実際

59巻7号(2015年7月発行)

今月の特集1 検査と臨床のコラボで理解する腫瘍マーカー
今月の特集2 血液細胞形態判読の極意

59巻6号(2015年6月発行)

今月の特集1 日常検査としての心エコー
今月の特集2 健診・人間ドックと臨床検査

59巻5号(2015年5月発行)

今月の特集1 1滴で捉える病態
今月の特集2 乳癌病理診断の進歩

59巻4号(2015年4月発行)

今月の特集1 奥の深い高尿酸血症
今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

59巻3号(2015年3月発行)

今月の特集1 検査システムの更新に備える
今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

59巻2号(2015年2月発行)

今月の特集1 動脈硬化症の最先端
今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

58巻13号(2014年12月発行)

今月の特集1 検査でわかる!M蛋白血症と多発性骨髄腫
今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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