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今月の主題 レセプター 病態解説
免疫応答異常とレセプター
著者: 大心池俊哉1
所属機関: 1分子細胞生物学研究所(USA)
ページ範囲:P.953 - P.958
文献購入ページに移動 サイトカインは,細胞の増殖や分化を調節する因子として,免疫,造血系に広く作用する.なかでもIL-2は,免疫反応の調節,ことにT細胞の調節や分化をつかさどる因子として1970年代から研究されてきた.分子生物学的手法の導入によってIL-2,IL-2レセプター系と自己免疫疾患,癌などとの関連を示唆する報告も相次いでいる.本稿ではサイトカインレセプターと免疫異常の関連について,IL-2,IL-2レセプター系を中心に概説したい.
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