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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査34巻9号

1990年09月発行

雑誌目次

今月の主題 検診・健康診査

巻頭言

検診と医療

清瀬 闊

pp.1029-1031

 わが国の死因の上位は悪性新生物,脳血管障害,虚血性心疾患が占め,これらの疾患で全死因の3分の2以上となっている.これは国民の健康水準を示すもので,すでに感染症時代から成人病時代に入っていることをあらわしている.したがって検診はこれらの疾患を発見するのが第一の目的である.かつての国民病といわれた肺結核が激減した理由の一つとしてストレプトマイシンの発見があるが,それもさることながら検診が徹底的に行われ,検診による早期発見がその功績の大半を占めており,いわゆるスクリーニングがいかに有意義であるかを示した.医学用語としてのスクリーニングは「迅速に実施可能な検査,その他の手技を用いて,無自覚の疾病を発見し,医師に送り,診断,治療を受けさせる」と解釈される.現在その意味で広く成人病を対象としているのが,日本人間ドック学会,日本総合健診医学会などの加入施設で,その役割りを果たしているが,全体の中での比率はいまだわずかであり,集検の比重が大きいことはいうまでもない.集検は成人病全体をカバーはしていないが,職場検診,住民検診,成人病検診などはある程度のものは行っているので,毎年これらの1つでも受けていれば病気によっては早期発見は可能で,漸次内容的にも濃くなっており,人間ドックの内容に近くなってきている.もちろん多数を処理する中には「漏れる」ことはありうるが,手遅れにしてしまうほどのことは数少ないと思われる.

年代別検診

妊婦健康診査

堀口 貞夫

pp.1032-1036

 妊娠は生理的な状態ではあるが,妊娠による変化,産科異常,合併症などにより母親および胎児へ大きな影響を与えることがある.

 妊婦健康診査の目標は,胎児が順調に発育しているかをチェックすると同時に上記の異常を早期発見し,適切な対応策の選択をすることである.

新生児健診―先天性副腎過形成

松尾 宣武 , 奥山 虎之 , 本間 桂子

pp.1037-1041

 1989年以来,全国的に先天性副腎過形成(21水酸化酵素欠損症)の新生児マススクリーニングが開始された.本稿においては,先天性副腎過形成のマススクリーニング(出生前および新生児)および新生児健診について,その意義,問題点を概説した.

乳幼児検診

鈴木 義之

pp.1042-1045

 乳幼児検診は,小児の健全な発育発達を促進するために必要であるが,わが国では厚生省の基本方針をもとに,多角的,系統的なシステムが作られ,多くの側面から乳幼児の健康の評価が行われてきた.臨床検査の立場からは,心身障害,代謝異常のほかに,神経芽細胞腫のスクリーニングなど,新しい方法,対象が取り入れられ,成果をあげつつある.

学校検診

原田 研介

pp.1046-1052

 昭和48年に学校保健法施行規則の改正が行われ,児童,生徒の突然死や,長期の欠席の原因となる心臓病,腎臓病に対するスクリーニング検診が,新しく学校検診の中に取り入れられるようになった.それまでは比較的急性の疾患,例えば,寄生虫病,トラコーマなどを対象としてきたのであるが,社会の変化,生活環境の変化に伴う疾病構造の変化により,慢性疾患にも対応を要求されるようになったわけである.

 学校検診という言葉に対する正確な定義はないが,一般的には,児童,生徒を対象にして,学校保健活動の一環として,学校を主たる実施の場所として行われている各種の検診,検査,と理解することができよう.そのような意味において,学校検診は,学校保健活動のうちの,健康診断の一部であると認識することができるであろう.

職域検診

川本 俊弘

pp.1053-1057

 職域検診はすべての労働者が対象となる一般健康診断と,特別な作業に従事する人を対象とした特殊健康診断の2つに大きく分類できる.一般健康診断は,健康状態の把握と成人病を中心とした疾病の予防と早期発見を目的とし,特殊健康診断は,有害物の体内摂取状況の把握,有害業務による早期の生体側の反応の程度の把握,有害業務による早期の健康障害の把握を目的としており,それぞれの目的に適した検査内容が,法律あるいは行政指導により,決められている.

公害検診

藤代 一也 , 井上 尚英

pp.1058-1063

 公害対策基本法の適用を受けるのは①大気汚染②水質汚濁③騒音④振動⑤悪臭⑥土壌汚染⑦地盤沈下の典型7公害で,種々の関連法規がある.一方,公害健康被害補償法では指定疾病の救済を目的としている.そこには認定という大きな問題がある.本稿では公害の背景と症状,その認定に必要な検診の検査項目を中心に紹介した.

成人・老人の健康診査

安西 定

pp.1064-1070

 老人保健法が昭和58年2月から全面的に,全国の市区町村長の責任で行われることとなり,それまでに行われていた循環器健診やがん検診などはすべてこの法律に基づいて行われることとなった.これらの健康診査などのほかに,保健事業として健康手帳の交付,健康教育,健康相談,医療などが行われておりいわゆる,成人病の予防と医療を一体とした包括医療体制が確立されたことは重要である.実施後約7年間が経過し,検診体制など基盤整備が進み,成人病の予防効果,教育効果などを挙げているなかで,より一層,健康診査の強化充実が図られようとしている.

検査の問題点

集団検診における精度管理

五十嵐 すみ子

pp.1071-1077

 集団検診の精度管理を実施するにあたっては目標を明確にすることがたいせつである.精度管理は検査室のためだけでなく,検査を受けた被検者の検査データが真に役だち,誤りなく結果の総合判断されるためのものである.集団検診における多様な検査のうち,尿,血液を用いる検体検査の精度管理についてふれ,主として健常者を対象にして行う集団検診に有用性の高い正常値平均値法と血色素量の標準較正法を述べる.

検診における正常値とカットオフ値

土井 陸雄

pp.1078-1082

 検診において,臨床検査値の判定基準として一般に用いられているのはいわゆる集団正常値であり,個人の検査値の幅は集団正常値の幅より狭いものが少なくない.これらは,個体の遺伝的特性による部分が大きいと思われるが,集団正常値に比して個人差の大きい検査項目では個人別正常値を用いるべきであり,そのための条件も整いつつある.

厚生行政と検診

遠藤 明 , 外山 千也 , 木原 正博

pp.1083-1088

 厚生行政の中で,一般住民に対して行われている母子保健,結核,老人保健の検診を取り上げ,その現状と問題点を述べた.

 母子保健では,先天性代謝異常検査と神経芽細胞腫検査について,結核ではX線を用いた検診について,老人保健では,基本健康診査,胃がん検診,子宮がん検診,肺がん検診,乳がん検診および大腸がん検診について,検診の状況を記載した.

カラーグラフ

尿細管・間質系疾患(Ⅱ)

坂口 弘 , 緒方 謙太郎

pp.1026-1028

腎臓病の病理・9

尿細管・間質系疾患(Ⅱ)

坂口 弘 , 緒方 謙太郎

pp.1090-1097

 腎盂腎炎は,主として上行性の細菌感染により起こる疾患である.急性のものと慢性のものがあり,急性腎盂腎炎の病態は腎実質内の急性炎症でありその起炎菌は大部分大腸菌である.慢性腎盂腎炎は潜行性に進行するものが多く,実質の瘢痕形成を特徴とする.慢性化は感染の再燃,再発によるが,背景に尿流障害があることが多く,特に膀胱尿管逆流現象が重要である.代謝異常に続発する尿細管・間質系障害には,痛風,シュウ酸蓄積症,シスチン蓄積症が代表的であり,前二者は,急性尿細管閉塞や慢性間質性腎炎を惹起する.シスチン蓄積症の幼児発症型では慢性の糸球体障害,近位尿細管障害が起こり腎不全に至る.

TOPICS

クロモグラニンA

岩花 弘之 , 斎藤 史郎

pp.1099-1100

 クロモグラニンA (CgA)は副腎髄質のクローム親和性顆粒に含まれ,内臓神経の刺激でカテコラミンとともに分泌される酸性糖蛋白として発見された.その後,副甲状腺に存在する分泌蛋白I(SP-I)とCgAが同じものであることが確認された.またCgAは脳,下垂体,網膜,甲状腺,膵および交感神経系に広範囲に分布していることが知られたが,その作用は不明のままであった.

 ウシ副腎髄質1),ヒト褐色細胞腫2),ラット副腎3)およびブタ副腎髄質4)のcDNAライブラリーから,次々とCgA cDNAがクローニングされ,その塩基配列からCgAの全アミノ酸配列が決定された.図1の(A)はプレクロモグラニンA (preCgA)の構造を示したものである.ウシ,ヒト,ラットおよびブタのCgAは,それぞれ431,439,448,430個のアミノ酸残基からなり,それぞれのpre CgAのN末端には18個のアミノ酸からなるシグナルペプチドが存在する.また,プロセシングシグナルとなりうる塩基性アミノ酸対が8~10組あり,そのうちの7組は4種のCgAのすべてに共通して見られた.このことは,CgAがさらに小さいペプチドの前駆体であることを示唆している.

カルシニューリン

松井 秀樹 , 江藤 誠司 , 畠瀬 修

pp.1100-1101

1.はじめに

 神経細胞の情報伝達機構においては各蛋白質キナーゼによるリン酸化反応が重要であることは広く認められている.しかし,蛋白質リン酸化反応が可逆的な情報伝達系として機能するためには,スウィッチオン(アップレギュレーション)反応によって各プロテイン・キナーゼが活性化され,標的蛋白質(酵素など)がリン酸化され,目的とする細胞反応を誘導し,一定の目的を達成する出力を得た後,スウィッチオフ(ダウンレギュレーション)反応としてリン酸化標的蛋白質(酵素など)がプロテインホスファターゼによって速やかに,かつ特異的に脱リン酸化され,次の情報に対応できる状態を作り出すことが不可欠となる1).したがってホスファターゼの作用はキナーゼと同様に重要であるが,その研究は進んでいない.

 近年,カルシウム・カルモデュリンによって制御されるプロテインホスファターゼが,脳内に多量に存在することが明らかにされた2~4).カルシニューリン(CaN)と呼ばれるこの酵素は,これまで知られているプロテインボスファターゼの中で,唯一セカンドメッセンジャーであるCa2+,カルモデュリンによる調節を受けておりかっ比較的高い基質特異性を有している.また,脳内のカルモデユリン結合蛋白質の80%程度を占め,カルモデュリンによる脳内情報伝達系のダウンレギュレーション反応の中心をなしていると考えられる5)

アクロシンと不妊

松本 修

pp.1102-1103

 アクロシンは,主に精子先体内膜に存在するトリプシン様蛋白分解酵素である.卵透明帯の通過など受精過程に関与し,アクロシン活性がきわめて低い球形精子症では,たとえ精子濃度,精子運動性が正常でも妊娠は成立しない1).受精の際には,精子の受精能獲得がなされ,その最終段階として先体反応がおこるが,これはまずヒアルロニダーゼが先体膜の胞状化とともに放出され,卵丘の基質を分解し,ついで先体消失がおこってアクロシンが露出し,卵丘の内側の透明帯を融解し,精子の通過を容易にする.アクロシンは,射出精子では90%が不活性なプロアクロシンとして存在し,10%の活性型アクロシンも大部分がインヒビターと複合体を形成した不活性な状態で存在する.インヒビターは精巣上体に由来し,アクロシンの自然発生的活性化を防止し,受精能獲得過程での生理的な活性化をコントロールしていると考えられる.アクロシンの標準的な測定法は,Goodpastureら2)による以下の方法である.精漿にはインヒビターが存在するので,密度勾配遠沈法で精漿を完全に除去した後,10%グリセロール精子浮遊液に塩酸を加え,pH2.8で12時間以上の酵素抽出をする.精子を除去した抽出液をpH3.0の1mmol/l塩酸で透析し検体Aとする.

pre-S抗原抗体

日野 邦彦

pp.1103-1104

 B型肝炎ウイルス(HBV)の遺伝子上のHBs抗原のmajor polypeptideをコードするS遺伝子の上流にpre-S領域とよばれる遺伝子配列の存在が知られており1),翻訳開始点の違いからpre-S領域は,さらにpre-S1,pre-S2領域に分けられている.このpre-S領域でコードされている蛋白の生物学的意義としては,HBVの宿主特異性および臓器特異性を規定するpolymerized humanserum albumin receptor (poly-HSAR)活性が存在することが明らかにされている2)

 HBVに感染したヒトやチンパンジーの血液中には通常,Dane粒子,管状粒子,小型球型粒子の3種類の粒子が存在するが,それらの粒子の表面抗原活性は共通でHBs抗原とよばれる.これらの粒子をsodium dodecyl sulfate (SDS)と2―メルカプトエタノール(2―ME)で処理し,SDS―ポリアクリルアミドゲル電気泳動(SDS-PAGE)にかけると,いくつかのpolypeptideに分離することができる.

研究

抗HTLV-I抗体測定におけるWestern Blotting法の評価

西村 要子 , 山口 一成 , 福岡 直美 , 東原 悦子 , 清川 哲志 , 高月 清

pp.1105-1107

 抗HTLV-I抗体の測定には酵素抗体法(EIA),ゼラチン粒子凝集法(PA),蛍光抗体法(IF)などの方法があるが,各法での成績に解離がみられることがある.この場合の確認法としてのWestern Blotting法(WB:ノパパスATL「バイオラッド」)を検討した.p19,p24両バンドの出現したものを陽性,いずれか片方の時は保留と判定する判定基準で,PA法低力価における偽陽性や,PA法による見逃し例について信頼性の高い成績を得た.

正常妊娠および出産後における末梢血Large Granular Lymphocytes(LGL)

兜森 修 , 岩谷 良則 , 網野 信行 , 金田 達成 , 谷沢 修 , 宮井 潔

pp.1108-1110

 NK活性やADCC活性などの種々の細胞傷害活性をもつLarge Granular Lymphocytes(LGL)を正常妊産婦の末梢血で測定した.妊娠中,前期においてLGL比率が増加したが,後期ではLGLの絶対数と比率は減少した.一方,出産後,LGLの絶対数と比率は急速に正常に回復し,出産後4か月ではその絶対数は一過性に増加した.したがって,リンパ球の細胞傷害活性は,妊娠の後期に減少し,出産後増加することが示唆された.

振動覚閾値の定量的検査法―振動感覚計TM-31Aによる検討

嘉門 信雄

pp.1111-1115

 健常者を対象に振動感覚計TM-31Aを用いて下肢内踝部における振動覚閾値を測定し,その正常値について検討を加えた.健常者(男性,1030例)の振動覚閾値は,対数正規型分布を呈した.振動覚閾値には,有意の日内差ないし日間差はなく,女性(111例)との対比でも性差は認められなかった.また,肥満による影響も示されなかった.しかし,年齢差があり,振動覚閾値と年齢間には有意の正相関が認められた(r=0.425, p<0.001).

尿中Tamm-Horsfall glyco-protein測定に関する研究―市販ポリクローナル抗体を用いた測定系の検討

竹立 精司 , 入江 章子 , 谷口 直行 , 片山 善章 , 松山 辰男

pp.1116-1119

 Tamm-Horsfall glycoprotein (THP)は,腎から分泌され,尿中に排泄される蛋白である.この蛋白の測定方法は比較的古くから報告されており,近年ではRIA法が主流である.われわれはヒト尿からTHPを精製し,ウサギに免疫して得た抗体を使用して,EIA法による測定方法について報告したが,抗原の精製や抗体試薬の作成に手間がかかる.そこで市販の抗体試薬を用いて検討を行った結果,再現性,回収率ともに問題なく,自家調製した抗体試薬を用いた方法との相関も良好であった.

質疑応答 臨床化学

尿酸クリアランスについて

坂本 雅弘 , 藤森 新 , 田ケ谷 哲夫 , 赤岡 家雄

pp.1121-1123

 〔問〕尿酸クリアランスの検査方法および正常値をご教示ください.

質疑応答 血液

ハインツ小体について

古川 民夫 , 三輪 史朗

pp.1123-1125

 〔問〕ハインツ小体に関する最近の知見,臨床的意義,およびハインツ小体形成試験の手技などについてご教示ください.

質疑応答 免疫血清

Rantz-Randall法によるASO価測定と血清の非働化

Q生 , 櫻林 郁之介 , 和田 守史

pp.1125-1126

 〔問〕R-R法によるASO価測定では通常,非働化血清を用いるようですが,実際にO型赤血球を用いて非働化処理前後の値を比べたところ変わりませんでした.R-R法でO型赤血球を用いた場合も非働化は必要なのでしょうか,ご教示ください.

Rantz-Randall法における遊離型コレステロールの非特異的反応

Q生 , 櫻林 郁之介 , 和田 守史

pp.1127-1128

 〔問〕ASO価測定のためのR-R法において,遊離型コレステロールは非特異的反応を示します(検体として精製コレステロールを添加).遊離型コレステロールは血清中ではリポ蛋白として存在しているのに,なぜ非特異的反応を示すのですか.また,LDLもHDLも遊離型コレステロールを含んでいるのに,LDLは非特異的反応を示し,HDLは示さないのはなぜですか,ご教示ください.

質疑応答 微生物

血中エンドトキシンの測定方法

人見 十郎 , 吉田 昌男 , 稲田 捷也

pp.1128-1131

 〔問〕血中エンドトキシンの測定方法で,一番良い方法は何でしょうか.また病理材料から測定する方法があったならお教えください.

質疑応答 診断学

アルブミン・グロブリン比(A/G)の基準値について

大谷 和世 , 臼井 敏明

pp.1131-1132

 〔問〕BCG法とビウレット法より算出した血清A/G比と,セルロースアセテート膜を支持体とした蛋白分画より求めたA/G比とではその値が異なります.臨床側の不便さはどのように解決すればよいのでしょうか.ご教示ください.

虫刺症の痒み,発疹の状態からの診断と検査

K生 , 藤澤 重樹 , 森嶋 隆文

pp.1132-1134

 〔問〕夏になると,多くみられる虫刺されが原因と思われる,かゆみを伴う発赤の原因究明の方法をご教示ください.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

今月の特集1 AI医療の現状と課題
今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

64巻5号(2020年5月発行)

今月の特集1 中性脂肪の何が問題なのか
今月の特集2 EBLM(evidence based laboratory medicine)の新展開

64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
今月の特集2 質量分析を利用した臨床検査

64巻2号(2020年2月発行)

今月の特集1 検査でわかる二次性高血圧
今月の特集2 標準採血法アップデート

64巻1号(2020年1月発行)

今月の特集1 免疫チェックポイント阻害薬—押さえるべき特徴と注意点
今月の特集2 生理検査—この所見を見逃すな!

63巻12号(2019年12月発行)

今月の特集1 糖尿病関連検査の動向
今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

今月の特集1 造血器腫瘍の遺伝子異常
今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

今月の特集1 発症を予測する臨床検査—先制医療で5疾病に立ち向かう!
今月の特集2 薬の効果・副作用と検査値

62巻12号(2018年12月発行)

今月の特集1 海外帰りでも慌てない旅行者感染症
今月の特集2 最近の輸血・細胞移植をめぐって

62巻11号(2018年11月発行)

今月の特集1 循環癌細胞(CTC)とリキッドバイオプシー
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62巻10号(2018年10月発行)

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62巻9号(2018年9月発行)

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今月の特集2 知っておきたい遺伝性不整脈

62巻8号(2018年8月発行)

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62巻7号(2018年7月発行)

今月の特集1 尿検査の新たな潮流
今月の特集2 現場を変える!効果的な感染症検査報告

62巻6号(2018年6月発行)

今月の特集1 The Bone—骨疾患の病態と臨床検査
今月の特集2 筋疾患に迫る

62巻5号(2018年5月発行)

今月の特集1 肝線維化をcatch
今月の特集2 不妊・不育症医療の最前線

62巻4号(2018年4月発行)

増刊号 疾患・病態を理解する—尿沈渣レファレンスブック

62巻3号(2018年3月発行)

今月の特集1 症例から学ぶ血友病とvon Willebrand病
今月の特集2 成人先天性心疾患

62巻2号(2018年2月発行)

今月の特集1 Stroke—脳卒中を診る
今月の特集2 実は増えている“梅毒”

62巻1号(2018年1月発行)

今月の特集1 知っておきたい感染症関連診療ガイドラインのエッセンス
今月の特集2 心腎連関を理解する

60巻13号(2016年12月発行)

今月の特集1 認知症待ったなし!
今月の特集2 がん分子標的治療にかかわる臨床検査・遺伝子検査

60巻12号(2016年11月発行)

今月の特集1 血液学検査を支える標準化
今月の特集2 脂質検査の盲点

60巻11号(2016年10月発行)

増刊号 心電図が臨床につながる本。

60巻10号(2016年10月発行)

今月の特集1 血球貪食症候群を知る
今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

60巻9号(2016年9月発行)

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今月の特集2 臨床検査領域における次世代データ解析—ビッグデータ解析を視野に入れて

60巻8号(2016年8月発行)

今月の特集1 好塩基球の謎に迫る
今月の特集2 キャリアデザイン

60巻7号(2016年7月発行)

今月の特集1 The SLE
今月の特集2 百日咳,いま知っておきたいこと

60巻6号(2016年6月発行)

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今月の特集2 CKDの臨床検査と腎病理診断

60巻5号(2016年5月発行)

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今月の特集2 感染症診断に使われるバイオマーカー—その臨床的意義とは?

60巻3号(2016年3月発行)

今月の特集1 日常検査からみえる病態—心電図検査編
今月の特集2 smartに実践する検体採取

60巻2号(2016年2月発行)

今月の特集1 深く知ろう! 血栓止血検査
今月の特集2 実践に役立つ呼吸機能検査の測定手技

60巻1号(2016年1月発行)

今月の特集1 社会に貢献する臨床検査
今月の特集2 グローバル化時代の耐性菌感染症

59巻13号(2015年12月発行)

今月の特集1 移植医療を支える臨床検査
今月の特集2 検査室が育てる研修医

59巻12号(2015年11月発行)

今月の特集1 ウイルス性肝炎をまとめて学ぶ
今月の特集2 腹部超音波を極める

59巻11号(2015年10月発行)

増刊号 ひとりでも困らない! 検査当直イエローページ

59巻10号(2015年10月発行)

今月の特集1 見逃してはならない寄生虫疾患
今月の特集2 MDS/MPNを知ろう

59巻9号(2015年9月発行)

今月の特集1 乳腺の臨床を支える超音波検査
今月の特集2 臨地実習で学生に何を与えることができるか

59巻8号(2015年8月発行)

今月の特集1 臨床検査の視点から科学する老化
今月の特集2 感染症サーベイランスの実際

59巻7号(2015年7月発行)

今月の特集1 検査と臨床のコラボで理解する腫瘍マーカー
今月の特集2 血液細胞形態判読の極意

59巻6号(2015年6月発行)

今月の特集1 日常検査としての心エコー
今月の特集2 健診・人間ドックと臨床検査

59巻5号(2015年5月発行)

今月の特集1 1滴で捉える病態
今月の特集2 乳癌病理診断の進歩

59巻4号(2015年4月発行)

今月の特集1 奥の深い高尿酸血症
今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

59巻3号(2015年3月発行)

今月の特集1 検査システムの更新に備える
今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

59巻2号(2015年2月発行)

今月の特集1 動脈硬化症の最先端
今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

58巻13号(2014年12月発行)

今月の特集1 検査でわかる!M蛋白血症と多発性骨髄腫
今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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