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文献詳細

雑誌文献

臨床検査35巻10号

1991年10月発行

文献概要

今月の主題 膵疾患と臨床検査 総説

膵疾患診断法の進歩

著者: 佐藤壽雄1 武田和憲2

所属機関: 1仙台赤十字病院 2東北大学医学部第一外科学教室

ページ範囲:P.1037 - P.1040

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 膵外分泌機能検査法が普及し,さらに膵管造影法などの各種画像診断法の開発により,膵疾患の診断は飛躍的に進歩した.最近はMRIやポジトロンCTなども広く用いられようとしている.一方,膵酵素測定法も進歩し,膵炎のみならず,膵癌の診断にも一部用いられている.膵癌の腫瘍マーカーは各種のものが取りあげられ,それらの組み合わせによって,診断のみならず治療の手段にも用いられている.最近は膵外分泌機能調節ペプチドが次々と解明され,興味ある話題を提供している.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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