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文献概要
今月の主題 膵疾患と臨床検査 技術解説
超音波ガイド下膵生検
著者: 伊東紘一1
所属機関: 1自治医科大学臨床病理部
ページ範囲:P.1041 - P.1044
文献購入ページに移動 超音波画像を観察しながら針を刺入させて,目的の部位から診断に必要な材料を得ることは,すでに多くの臓器に対して可能となっている.腹部の臓器として,もっとも困難であると考えられている膵に対しても,経腹的に穿刺して細胞や組織を採取することができる.診断は病理学的に確定できるために,最終的な診断を得ることになる.しかも安全に確実に施行できる点で有効な手技である.穿刺を行う医師の条件は超音波画像の読影が十分できることだけであり,また大事なことは患者が協力的であることである.
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