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文献詳細

雑誌文献

臨床検査35巻10号

1991年10月発行

文献概要

資料

HTLV―Ⅰ関連疾患・免疫疾患・気管支喘息における可溶性インターロイキンー2レセプターの測定

著者: 福岡直美1 西村要子1 山口一成1 坂田研明2 高月清2

所属機関: 1熊本大学医学部附属病院輸血部 2熊本大学医学部第二内科

ページ範囲:P.1118 - P.1120

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 ATLのマーカーとして報告されてきたsIL-2Rは,その後種々の疾患において上昇することが明らかとなった.今回われわれは,HTLV―Ⅰ関連疾患,自己免疫疾患および気管支喘息患者の発作期と非発作期において血清中のsIL-2を測定した.HTLV―Ⅰキャリアを含むHTLV―Ⅰ関連疾患,およびSLE,RAの自己免疫疾患でsIL-2Rは高値を示し,さらに慢性気管支喘息では,発作期に有意の上昇が認められた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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