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文献詳細

雑誌文献

臨床検査35巻10号

1991年10月発行

資料

アミノペプチダーゼ(cytosol)の測定法の検討と肝疾患検査法としての評価

著者: 大久保滋夫1 亀井幸子2 内村英正1 大久保昭行1

所属機関: 1東京大学医学部附属病院検査部 2東京医科歯科大学医学部保健衛生学科(前東京大学医学部附属病院検査部)

ページ範囲:P.1121 - P.1124

文献概要

 L―ロイシンアミドを基質とし,細胞質由来のアミノペプチダーゼ(C-LAPと略)の測定法の検討を行った.本法の精度,特異性は満足すべき結果だった.肝疾患患者血清ではC-LAPはGPTと弱い相関が認められたが他の項目とは相関がなかった.C-LAPとGOP/GPT比との相関図では,肝癌・肝硬変群と,急性肝障害・慢性肝炎群とに大別された.急性肝障害時にはC-LAPはGPTより早期に変化した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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