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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査35巻11号

1991年11月発行

雑誌目次

今月の主題 医療廃棄物

巻頭言

地球環境とライフスタイル

小泉 明

pp.1147-1148

 かって典型7公害と呼ばれ,大気汚染,水質汚濁,土壌汚染,騒音,振動,地盤沈下ならびに悪臭が,緊急に解決を要する課題として取り上げられたことは,今なお人々の記憶に新しいと思う.しかし今日では,フロン(クロロフルオロカーボン)やハロンによる成層圏オゾン層の破壊,二酸化炭素,メタン,亜酸化窒素,フロンなどの温室効果ガスによる地球の温暖化,酸性の降雨,海洋汚染,森林減少,砂漠化,野生生物の減少,有害廃棄物の越境移動,発展途上国の公害問題などの地球規模の環境問題がクローズ・アップされてきた.

 考えてみれば,今,地球環境問題と呼ばれているもののいくつかは,公害問題より早くから存在していた.野生生物の減少は数万年前,森林減少や砂漠化は数千年前の人間活動によって生じたと推測される.しかし,現代の人間活動すなわち科学技術と工業生産の加速度的な進展に伴う機械文明ないし物質文明の高度化が,典型7公害にも,地球環境問題にも,主要因として作用していることは明らかである.

解説

医療廃棄物処理ガイドラインについて

鈴木 仁一

pp.1149-1155

 1987年,病院内で医師がB型肝炎に感染した疑いにより死亡する事故が発生したことを機に,1988年11月医療廃棄物の管理,排出および処理の指針となる「医療廃棄物処理ガイドライン」がとりまとめられた.同ガイドラインでは,医療廃棄物のなかの感染性廃棄物について,医療関係機関での管理,分別,収集・運搬,梱包,表示,保管,施設内処理および感染性廃棄物処理の委託について示されている.

医療放射性廃棄物の処理

太田 勝正

pp.1156-1162

 核医学診療に伴って発生する放射性廃棄物には,①気体廃棄物,②液体廃棄物,③スラリー(汚泥),および,④固体廃棄物の4種類がある.このうち,気体,液体廃棄物はそれぞれ排気,排水施設から希釈放出できるが,固体廃棄物などは廃棄業者への廃棄の委託(引き渡し)が基本となる.

 引き渡しに際しては,廃棄物の種類,内容物,処理方法にいくつかの制限があり,廃棄物の仕分けなどを確実に行うことが重要である.

廃棄物関連機器開発の現状

白戸 四郎

pp.1163-1168

 近年,続々と発表されている医療廃棄物処理関係の機器のなかから,破砕滅菌方式を主とする注射針などの処理装置,注射針などの収納容器,オートクレープ,焼却炉を取り上げ,解説とともに問題点の指摘を試みた.総括すると,医療廃棄物の困難さについての理解が不足しているものが大半を占めており,今後,基礎知識の充実を踏まえての改善が強く望まれた.

―感染性廃棄物の取り扱いかた―院内集中方式

岡田 淳

pp.1169-1174

 検査室から排出される感染性廃棄物について,その種類と分別・中間処理の基本的な方策を記した.近年日和見感染が隆盛となり強毒菌による感染は減少したが,ディスポ製品の普及とともに,針刺し事故などによる感染の危険性はむしろ増加傾向にある.業務感染を防止するためには,廃棄物を正しく分別し,必要に応じて適正な中間処理を行うことが肝要で,そのためには病院全体で一貫性のある処理システムを構築することが不可欠となる.

―感染性廃棄物の取り扱いかた―病理検査室および剖検室

佐多 徹太郎 , 倉田 毅

pp.1175-1178

 病理検査室および剖検室における感染防止対策のうち,感染性廃棄物の処理について述べた.感染の原因としてもっとも危険なヒトの臓器・組織を扱う部門であるので,その検体および血液だけでなく,検体を扱った器具などについても消毒滅菌の必要があり,かつ取り扱いにも注意を払うべきである.感染性廃棄物が発生した場所での滅菌処理が望ましいので,滅菌処理についての整備が重要である.

非感染性医療廃棄物とその処理

白須賀 公平

pp.1179-1184

 廃棄物とは何かから説き起こし,医療関係者が今まで「まさか」と考えていた産業廃棄物に相当することを認識していただくため,東京大学医学部,附属病院の実例で,またこの処理を担当する東京大学環境安全センター実験廃棄物処理施設の処理技術を紹介した.

医療廃棄物に関する職員教育

畑尾 正彦

pp.1185-1191

 医療関係機関が本来の使命と社会的責任とを果たすうえで,廃棄物の適正処理は基本的に重要である.すべての職員がそのことをよく認識し,高い関心を持つことから医療廃棄物についての職員教育は始まる.

 教育は廃棄物処理委員会または清潔管理委員会が中心となって推進する.教育目標を明確に定め,医療廃棄物管理規定や清潔管理マニュアルをテキストとして,多角的な方法で,反復・継続的に教育プログラムを組む必要がある.

座談会

医療廃棄物をめぐって

田中 勝 , 松本 昭一郎 , 笠原 和恵 , 本田 武司

pp.1192-1202

 地球レベルでの環境汚染が社会問題とされているなかで,いわゆる感染性"医療廃棄物"問題がクローズアップされてきている.わが国でも1989年には厚生省が『医療廃棄物処理ガイドライン』を出すなど,国レベルでもこの問題の解決へ向けて動き出している.この座談会では,医療廃棄物問題の過去・現在・将来をめぐって,この面でリーダーとして活躍されている方々に語ってもらった.

カラーグラフ

肝硬変(I)通常型肝硬変

奥平 雅彦 , 大部 誠 , 岩渕 啓一 , 鈴木 正道

pp.1144-1146

肝臓病の病理・11

肝硬変(I)通常型肝硬変

奥平 雅彦 , 大部 誠 , 岩渕 啓一 , 鈴木 正道

pp.1203-1208

 肝硬変はすべての慢性進行性肝疾患のいわば"なれの果て"病変として,肝臓全体にび漫性に偽小葉結節を形成した病態である.肝硬変を通常型と特殊型に分けたうえで,ここでは通常型肝硬変について概説した.そして,特に,肝構造の改築が実質域のみならず間質域にも強く起こっていることを強調するとともに,肝血行路の改築の実態について図説した.

TOPICS

ヒト尿中有機酸の光学異性体

西尾 久英 , 松尾 雅文 , 中村 肇 , 斎木 加代子

pp.1210-1211

1.はじめに

 不斉炭素を有する物質は,光学異性体の一方の対掌体のみが特異的に生物活性を示し,また体内動態も異なっていることが多い.したがって,ある代謝産物の光学異性体を同定することはその代謝経路や体内動態の解明につながるということにもなろう.

 ヒトの代謝に利用されているアミノ酸や有機酸は光学的にL―体が多く,その代謝産物もL―体が多いと考えられてきた.ところが,最近,ヒト尿中にL―体のみならず,D―体の有機酸が検出される例が報告され,注目されるようになった1).尿中有機酸の光学異性体を同定することにより,先天代謝異常症の原因をつきとめたり,未知の代謝経路を発見したり,また患者の病態生理を明らかにすることが期待されるからである.

フラン脂肪酸の測定と腎不全

前田 憲志 , 新里 高弘

pp.1212-1213

 腎不全で血清アルブミンをhydroxyazo-benzen carboxylic acid(HABCA)を用いた色素結合法で測定すると著しい低値を示し,bromcresolgreen (BCG)を用いた方法では正常に近い値を示すことが知られていたが,これは腎不全で蓄積したいくつかの物質がHABCAのアルブミンとの結合を阻害するためであった.しかし,腎不全血清を十分に透析してもHABCA法での測定値は一定度の改善は見られるもののBCG法の値よりかなり低値を示し,それ以上透析を続けても改善されなかった1).この原因物質としてフラン環を有する脂肪酸(フラン脂肪酸と略す)が同定された.これらの物質は腎不全で著しく増量しており遊離型がほとんどなく全量がアルブミンと結合していること,血液透析によってもまったく除去できないことが明らかとなった.

B型劇症肝炎ウイルス

小坂 義種

pp.1213-1214

 今からちょうど4年前の7月,われわれにとっては悪夢ともいうべき事態が発生した.20日間に2人の医師があいついでB型劇症肝炎で死亡し,1人の看護婦がB型重症急性肝炎に罹患したというものである.

 当時は連日,新聞や週刊誌などに取り上げられ,病院関係者,なかでも病院長や小児科の教授,ウイルス肝炎対策委員長であった筆者などは苦渋に満ちた日々を送っていたものであった.7月16日には緊急にウイルス肝炎対策委員会を開き,職員全員にHBVに対する注意を喚起し,それに相前後して小児科医師,看護婦の肝機能,HBs抗原,IgM-HBc抗体を測定し,新規肝炎発生者のないことを確認するとともに,3人の血清を自治医大予防生態の真弓忠教授に送り,デルタウイルス関与の有無などの検索を依頼した.このことがきっかけとなり後日,真弓教授らにより劇症肝炎ウイルスともいうべきHBVの変異ウイルスが発見された.

血清ビリルビンの定量に適するジアゾニウム塩の条件

鈴木 優治 , 坂岸 良克

pp.1214-1215

 血清ビリルビンの定量法はスルファニル酸のジアゾニウム塩をビリルビンのカップリング剤として用いるジアゾカップリング法が広く普及している.しかし,最近ではこの反応原理に基づく測定法にも測定にまつわる種々の問題が生じている1).ビリルビンのカップリング剤となるジアゾニウム塩は多数存在すると考えられるが,臨床検査領域ではなぜスルファニル酸のジアゾニウム塩が選定されているかの理由は明確ではない.いずれにしても,血清ビリルビンの定量をより正確に行うためには,ビリルビンのジアゾカップリング反応についての基礎的な検討が必須であり,血清ビリルビンの定量に適するジアゾニウム塩の選定が多数のジアゾニウム塩を用いて行われた2,3).その結果は次のように要約される.

 まず,ビリルビンのカップリング剤として用いるジアゾニウム塩は芳香族第一アミンのジアゾ化で速やかに生成するものでなければならない.ジアゾ化に時間がかかる芳香族第一アミンでは,調製後のジアゾニウム塩溶液中に亜硝酸ナトリウムと塩酸との反応で生成した亜硝酸が残存する.この物質は一部の血清ビリルビンをビリベルジンに酸化し,ビリルビンの正確な定量を妨害する2)

血中ピラリンの測定

宮田 哲 , 老籾 宗忠

pp.1215-1216

 グルコースなどの還元糖は,非酵素的に蛋白質などのアミノ基と反応してシッフ塩基結合を形成した後,Amadori転位して安定なケトアミンとなる.ここまでの反応は,グリケーション(glycation;メイラード反応)の初期段階と呼ばれ,その反応によって生成される化合物の量はグルコース濃度,蛋白質の寿命に依存する.ヘモグロビンのグリケーション初期段階化合物であるHbA1が,赤血球の寿命が120日であることを利用して,血糖のコントロールの指標として臨床応用されているのは周知の事実である.

 一方,Amadori化合物以後の反応は,グリケーションの後期段階と呼ばれ,脱水,転位を繰り返し,蛍光や発色素を持つ物質を形成する.

研究

動的な筋持久力運動に伴う血清逸脱酵素の変動―11日間の長期間の検討

東 純一 , 瀬戸 米蔵 , 原田 尚門 , 井原 義二 , 武部 雅人 , 望月 則子 , 丸山 一伸

pp.1219-1224

 筋肉痛を訴えるような運動後に,AST, ALT, LDH, CPKおよびALDの血清酵素活性は5倍から159倍まで上昇し,臨床上異常値と判断される値にまで上昇した.この事実は,臨床の場において運動負荷後の上記酵素の上昇を肝機能障害または筋肉疾患と誤診する可能性を示唆するものである.

B型肝炎ウイルスのアルブミンレセプターの新しい検出法のくふう

瀬戸 幸子 , 熊田 博光 , 柴田 洋一 , 藤田 和子 , 松橋 直

pp.1225-1228

 マイクロプレートのウェル壁に吸着させた重合ヒトアルブミンに,検体血清のHBVを補捉させ,次に抗HBs抗体結合赤血球を加えると,抗HBs抗体は壁に補捉されているHBVと反応するため,赤血球は凝集され,陽性の管底像を示す方法をくふうした.本法を肝炎患者血清・HBs抗原または抗体陽性を示す血清などについて検討を行い,HBVのアルブミンレセプターの検出に有効であることを確かめた.

18FDGポジトロンCTを用いた病的心筋蘇生能の定量的評価

森反 俊幸 , 斎藤 正男 , 大嶽 達 , 佐々木 康人 , 横山 郁夫 , 杉本 恒明

pp.1229-1232

 虚血性心疾患,心筋症を対象に18FDGポジトロンCTを用いて心筋の蘇生能の定量的評価を試みた.心筋が収縮に必要なエネルギーのうちグルコースに依存する割合を求め,この割合が高いと心筋は低酸素状態にあるが,代償機序が作動し,心筋の蘇生能は保たれていると思われた.またグルコース輸送担体の活性化を示す速度定数を求めることにより心筋の蘇生能が定量的に評価できる可能性が示された.

編集者への手紙

顕微蛍光測光法による蛍光ラテックス粒子を用いた貪食能測定の検討

庄野 正行

pp.1233

 マクロファージの貪食能を測定する方法として次の3種類がある.①細胞内に貪食された粒子を直接,光学顕微鏡下で観察し計数する1,2).②放射性同位元素であらかじめ標識しておいた粒子を貪食させ,細胞内に取り込まれた放射活性により貪食能を測定3)する.③蛍光色素で標識された粒子を貪食させ,細胞内の蛍光量をフローサイトメトリーで測定する.しかしながら,フローサイトメトリーを使用する方法に関しては高額の機器を必要とするため一般的ではない.また,光学顕微鏡で貪食した細菌やラテックス粒子を数える方法は,食作用の初速度を見るのが困難なため定量性に乏しい.そこで第4番目の方法として,蛍光色素で標識されたラテックス粒子を貪食させ,顕微蛍光測定装置で蛍光量を測定し貪食能の定量性を検討した.

血清トランスフェリンの測定時にみられたCOBASMIRAの機器間差について

山田 満廣

pp.1234

1.はじめに

 現在,当施設では血清鉄(Fe),不飽和鉄結合能(UIBC),トランスフェリン(Tf)をはじめ,アポリポ蛋白,血中薬物など多項目の測定をCOBAS MIRA (旧型と仮称)により実施している.これらの日常検査に柔軟に対応するためFe, UIBC, Tfの測定を新型機であるCOBAS MIRA S (新型と仮称)との併用を目的として相関性を調べたところ,FeおよびUIBCでは良好な相関関係を示したのに対して,Tfでは機器間差と考えられる測定値の乖離を認めたので,その原因について検討を行った.

質疑応答 臨床化学

ロットの変更に伴う精度管理

Q生 , 中 恵一

pp.1239-1240

 Q ヘパリン・カルシウム比濁法で日立736-60形を用いβ―リポ蛋白の測定を行っています.精度管理用としてL―コンセーラN (450mg/dl), Validate A (Lot167,290mg/dl)を用いています.新しいロットのValidateに変更するために次のロット(Lot 522,75 mg/dl)を併せて測定しました.さらにその期間中試薬のロットも変更になりました.この時,L―コンセーラNが405 mg/dl, Lot 167のValidate Aが200 mg/dlに,Lat 522のValidate Aが150mg/dlと測定されました.Validate Aの新・旧のロットで試薬のロットの変更に対し,値に変化が起こった原因は何でしょうか.

質疑応答 血液

HPLCによるヘモグロビンの測定

沢 光治 , 大庭 雄三

pp.1240-1242

 Q HbA1およびHbA1cの測定を従来はミニカラム法で行っていましたが,最近になりHPLCによる測定に変えました,HPLCではHbFの分離が可能なため,HbA1cの測定値は,従来の値より1%前後低めに出てきます.臨床側にはどのように報告すればよいでしょうか.また,サラセミアではHbFの値はどれくらい上昇するのですか.併せてお教えください.

質疑応答 微生物

gliding motilityとtwitching motility

松尾 啓左 , 篠田 純男

pp.1242-1245

 Q 上記について差異と機序についてご教示ください.

質疑応答 病理

検査法の違いによるHBs抗原検出の不一致

村上 まゆみ , 福里 利夫

pp.1245-1248

 Q  HBs抗原を,血清試料を用いてHA法で検査したところ(-)でした.同じ患者さんの肝組織では,オルセイン染色による病理組織診断で(+)でした.これはどのように考えたらよいのでしょうか.お教えください.

質疑応答 臨床生理

カラードプラー心エコー法による逆流の評価

K生 , 北畠 顕 , 田内 潤

pp.1248-1250

 Q カラードプラー心エコー法による逆流の評価に関して,市販されている機種により差があるように思われますが,それをどのように理解し,評価の調整を行ったらよいでしょうか.

質疑応答 診断学

髄液中CRP測定の臨床的意義

A生 , 浜野 建三

pp.1250-1252

 Q 上記についてご教示ください.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

今月の特集1 AI医療の現状と課題
今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

64巻5号(2020年5月発行)

今月の特集1 中性脂肪の何が問題なのか
今月の特集2 EBLM(evidence based laboratory medicine)の新展開

64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
今月の特集2 質量分析を利用した臨床検査

64巻2号(2020年2月発行)

今月の特集1 検査でわかる二次性高血圧
今月の特集2 標準採血法アップデート

64巻1号(2020年1月発行)

今月の特集1 免疫チェックポイント阻害薬—押さえるべき特徴と注意点
今月の特集2 生理検査—この所見を見逃すな!

63巻12号(2019年12月発行)

今月の特集1 糖尿病関連検査の動向
今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

今月の特集1 造血器腫瘍の遺伝子異常
今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

今月の特集1 発症を予測する臨床検査—先制医療で5疾病に立ち向かう!
今月の特集2 薬の効果・副作用と検査値

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今月の特集1 海外帰りでも慌てない旅行者感染症
今月の特集2 最近の輸血・細胞移植をめぐって

62巻11号(2018年11月発行)

今月の特集1 循環癌細胞(CTC)とリキッドバイオプシー
今月の特集2 ACSを見逃さない!

62巻10号(2018年10月発行)

増刊号 感染症関連国際ガイドライン—近年のまとめ

62巻9号(2018年9月発行)

今月の特集1 DIC診断基準
今月の特集2 知っておきたい遺伝性不整脈

62巻8号(2018年8月発行)

今月の特集 女性のライフステージと臨床検査

62巻7号(2018年7月発行)

今月の特集1 尿検査の新たな潮流
今月の特集2 現場を変える!効果的な感染症検査報告

62巻6号(2018年6月発行)

今月の特集1 The Bone—骨疾患の病態と臨床検査
今月の特集2 筋疾患に迫る

62巻5号(2018年5月発行)

今月の特集1 肝線維化をcatch
今月の特集2 不妊・不育症医療の最前線

62巻4号(2018年4月発行)

増刊号 疾患・病態を理解する—尿沈渣レファレンスブック

62巻3号(2018年3月発行)

今月の特集1 症例から学ぶ血友病とvon Willebrand病
今月の特集2 成人先天性心疾患

62巻2号(2018年2月発行)

今月の特集1 Stroke—脳卒中を診る
今月の特集2 実は増えている“梅毒”

62巻1号(2018年1月発行)

今月の特集1 知っておきたい感染症関連診療ガイドラインのエッセンス
今月の特集2 心腎連関を理解する

60巻13号(2016年12月発行)

今月の特集1 認知症待ったなし!
今月の特集2 がん分子標的治療にかかわる臨床検査・遺伝子検査

60巻12号(2016年11月発行)

今月の特集1 血液学検査を支える標準化
今月の特集2 脂質検査の盲点

60巻11号(2016年10月発行)

増刊号 心電図が臨床につながる本。

60巻10号(2016年10月発行)

今月の特集1 血球貪食症候群を知る
今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

60巻9号(2016年9月発行)

今月の特集1 睡眠障害と臨床検査
今月の特集2 臨床検査領域における次世代データ解析—ビッグデータ解析を視野に入れて

60巻8号(2016年8月発行)

今月の特集1 好塩基球の謎に迫る
今月の特集2 キャリアデザイン

60巻7号(2016年7月発行)

今月の特集1 The SLE
今月の特集2 百日咳,いま知っておきたいこと

60巻6号(2016年6月発行)

今月の特集1 もっと知りたい! 川崎病
今月の特集2 CKDの臨床検査と腎病理診断

60巻5号(2016年5月発行)

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今月の特集2 感度を磨く—検査性能の追求

60巻4号(2016年4月発行)

今月の特集1 血漿蛋白—その病態と検査
今月の特集2 感染症診断に使われるバイオマーカー—その臨床的意義とは?

60巻3号(2016年3月発行)

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今月の特集2 smartに実践する検体採取

60巻2号(2016年2月発行)

今月の特集1 深く知ろう! 血栓止血検査
今月の特集2 実践に役立つ呼吸機能検査の測定手技

60巻1号(2016年1月発行)

今月の特集1 社会に貢献する臨床検査
今月の特集2 グローバル化時代の耐性菌感染症

59巻13号(2015年12月発行)

今月の特集1 移植医療を支える臨床検査
今月の特集2 検査室が育てる研修医

59巻12号(2015年11月発行)

今月の特集1 ウイルス性肝炎をまとめて学ぶ
今月の特集2 腹部超音波を極める

59巻11号(2015年10月発行)

増刊号 ひとりでも困らない! 検査当直イエローページ

59巻10号(2015年10月発行)

今月の特集1 見逃してはならない寄生虫疾患
今月の特集2 MDS/MPNを知ろう

59巻9号(2015年9月発行)

今月の特集1 乳腺の臨床を支える超音波検査
今月の特集2 臨地実習で学生に何を与えることができるか

59巻8号(2015年8月発行)

今月の特集1 臨床検査の視点から科学する老化
今月の特集2 感染症サーベイランスの実際

59巻7号(2015年7月発行)

今月の特集1 検査と臨床のコラボで理解する腫瘍マーカー
今月の特集2 血液細胞形態判読の極意

59巻6号(2015年6月発行)

今月の特集1 日常検査としての心エコー
今月の特集2 健診・人間ドックと臨床検査

59巻5号(2015年5月発行)

今月の特集1 1滴で捉える病態
今月の特集2 乳癌病理診断の進歩

59巻4号(2015年4月発行)

今月の特集1 奥の深い高尿酸血症
今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

59巻3号(2015年3月発行)

今月の特集1 検査システムの更新に備える
今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

59巻2号(2015年2月発行)

今月の特集1 動脈硬化症の最先端
今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

58巻13号(2014年12月発行)

今月の特集1 検査でわかる!M蛋白血症と多発性骨髄腫
今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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