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文献詳細

雑誌文献

臨床検査35巻12号

1991年11月発行

文献概要

特集 アレルギーと自己免疫 I.免疫機能―最近の進歩 6.アレルギーの成立

1)アレルギーの化学伝達物質

著者: 木原英利1 森田寛1

所属機関: 1東京大学医学部物療内科

ページ範囲:P.56 - P.58

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はじめに
 アレルギーとは,過度で不適当な免疫反応が引き起こす組織障害の総称である.CoombsとGellはアレルギーをその機序によってI~IV型に分類した.現在,アレルギーにこれらの機序が独立して関与していることはむしろ少ないと考えられているが,本稿では特にI型アレルギー反応においてトリガーとして働くマスト細胞から遊離される化学伝達物質に焦点を絞って概説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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