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文献詳細

雑誌文献

臨床検査35巻12号

1991年11月発行

文献概要

特集 アレルギーと自己免疫 I.免疫機能―最近の進歩 6.アレルギーの成立

3)好塩基球,マスト細胞

著者: 山口正雄1 平井浩一1

所属機関: 1東京大学医学部物療内科

ページ範囲:P.62 - P.63

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はじめに
 CoombsとGellによるアレルギー分類のうち,I型は抗原とIgE抗体との反応により惹起されるエネルギー反応の総称であり,この機構の関与する疾患例としてはアトピー型気管支喘息,アレルギー性鼻炎などがあげられる.本稿で扱う好塩基球とマスト細胞は,その活性化の過程でIgE抗体が中心的な役割を持っことから,このI型反応と深い関連があると考えられている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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