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特集 アレルギーと自己免疫 I.免疫機能―最近の進歩 6.アレルギーの成立
3)好塩基球,マスト細胞
著者: 山口正雄1 平井浩一1
所属機関: 1東京大学医学部物療内科
ページ範囲:P.62 - P.63
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CoombsとGellによるアレルギー分類のうち,I型は抗原とIgE抗体との反応により惹起されるエネルギー反応の総称であり,この機構の関与する疾患例としてはアトピー型気管支喘息,アレルギー性鼻炎などがあげられる.本稿で扱う好塩基球とマスト細胞は,その活性化の過程でIgE抗体が中心的な役割を持っことから,このI型反応と深い関連があると考えられている.
CoombsとGellによるアレルギー分類のうち,I型は抗原とIgE抗体との反応により惹起されるエネルギー反応の総称であり,この機構の関与する疾患例としてはアトピー型気管支喘息,アレルギー性鼻炎などがあげられる.本稿で扱う好塩基球とマスト細胞は,その活性化の過程でIgE抗体が中心的な役割を持っことから,このI型反応と深い関連があると考えられている.
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