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文献詳細

雑誌文献

臨床検査35巻12号

1991年11月発行

文献概要

特集 アレルギーと自己免疫 I.免疫機能―最近の進歩 7.免疫病変の発生機序

1)免疫病の分類と概念

著者: 廣瀬俊一1

所属機関: 1順天堂大学医学部膠原病内科

ページ範囲:P.66 - P.68

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はじめに
 免疫病とは,免疫異常を起こす疾患を総称する場合がある.この場合,免疫異常が病変の発現に直接つながる疾患と,病変の発現には直接関与しないが免疫学的異常を表現している,すなわち結果として免疫異常が示される疾患とがあり,この両者を区別している場合もあると考えられる.本号は「アレルギーと自己免疫」となっているが,ここでの課題は"免疫病"となっているので,むしろ幅広く免疫異常がみられる疾患をも含めて免疫病の分類と概念について述べ,さらに自己免疫をアレルギーの立場からいかにみるかについて述べることにする.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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