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特集 アレルギーと自己免疫 III.自己免疫疾患 2.自己免疫疾患の検査
1)免疫グロブリンとクリオグロブリン
著者: 大谷英樹1
所属機関: 1北里大学医学部臨床病理学
ページ範囲:P.151 - P.153
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血中濃度の高いmalor immunoglobulin,すなわちIgG,IgAおよびIgMは容易に測定され,臨床的に広く利用されている.これらの免疫グロブリンの増加は,次の2つの様式で起こる1).すなわち,多クローン性(polyclonal)の免疫グロブリン増加と単クローン性(monoclonal)の増加である.両者を鑑別するためには,電気泳動による蛋白分画で,γ分画の形状をよく観察することがたいせつである.
血中濃度の高いmalor immunoglobulin,すなわちIgG,IgAおよびIgMは容易に測定され,臨床的に広く利用されている.これらの免疫グロブリンの増加は,次の2つの様式で起こる1).すなわち,多クローン性(polyclonal)の免疫グロブリン増加と単クローン性(monoclonal)の増加である.両者を鑑別するためには,電気泳動による蛋白分画で,γ分画の形状をよく観察することがたいせつである.
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