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文献詳細

雑誌文献

臨床検査35巻12号

1991年11月発行

文献概要

特集 アレルギーと自己免疫 III.自己免疫疾患 2.自己免疫疾患の検査 5)自己抗体

(8)抗DNAトポイソメラーゼI抗体

著者: 三森経世1 桑名正隆1

所属機関: 1慶應義塾大学医学部内科

ページ範囲:P.198 - P.200

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はじめに
 膠原病患者血清中には,自己細胞成分に対する多彩な自己抗体が検出される.このような自己抗体は特定の疾患または臨床症状と密接な関連があることが示され,膠原病の診断,病型分類,予後推定,治療方針の決定など,臨床的に有用であることが確認されている.
 抗DNAトポイソメラーゼI (Topo I)抗体は,こうした自己抗体の1つで,強皮症のマーカー抗体とされる.本稿では,抗Topo I抗体の対応抗原,測定法,臨床的意義および現在考えられている病因との関連について概説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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