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文献詳細

雑誌文献

臨床検査35巻12号

1991年11月発行

文献概要

特集 アレルギーと自己免疫 III.自己免疫疾患 2.自己免疫疾患の検査 5)自己抗体

(18)抗TSHレセプター抗体

著者: 玉置治夫1 網野信行1

所属機関: 1大阪大学医学部臨床検査診断学教室

ページ範囲:P.224 - P.226

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はじめに
 自己免疫性甲状腺疾患の患者血中には,種々の抗甲状腺自己抗体が存在する1).そのうちでも抗TSHレセプター抗体(TSH receptor antibody;TRAb)は,Basedow病における甲状腺機能亢進症および一部の原発性甲状腺機能低下症の発症原因と考えられ,したがってその測定は疾患の診断および経過観察には必要不可欠と考えられている1,2)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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