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特集 アレルギーと自己免疫 III.自己免疫疾患 2.自己免疫疾患の検査 5)自己抗体
(19)抗サイログロブリン抗体
著者: 網野信行1 日高洋1
所属機関: 1大阪大学医学部臨床検査診断学教室
ページ範囲:P.226 - P.228
文献購入ページに移動サイログロブリンは甲状腺濾胞コロイドの主成分で,分子量約65万の可溶性糖蛋白であり,正常人血清中にも10~40ng/mlの濃度で存在する.このサイログロブリンに対する自己抗体は,自己免疫性甲状腺疾患すなわちBasedow病,橋本病において高率に検出され,その診断にきわめて有用と考えられている1).
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