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文献詳細

雑誌文献

臨床検査35巻12号

1991年11月発行

文献概要

特集 アレルギーと自己免疫 III.自己免疫疾患 2.自己免疫疾患の検査 5)自己抗体

(19)抗サイログロブリン抗体

著者: 網野信行1 日高洋1

所属機関: 1大阪大学医学部臨床検査診断学教室

ページ範囲:P.226 - P.228

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はじめに
 サイログロブリンは甲状腺濾胞コロイドの主成分で,分子量約65万の可溶性糖蛋白であり,正常人血清中にも10~40ng/mlの濃度で存在する.このサイログロブリンに対する自己抗体は,自己免疫性甲状腺疾患すなわちBasedow病,橋本病において高率に検出され,その診断にきわめて有用と考えられている1)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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