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文献詳細

雑誌文献

臨床検査35巻12号

1991年11月発行

文献概要

特集 アレルギーと自己免疫 III.自己免疫疾患 3.自己免疫疾患と検査

1)慢性関節リウマチ

著者: 井上哲文1

所属機関: 1東京大学医学部物療内科

ページ範囲:P.268 - P.270

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はじめに
 リウマトイド因子は,慢性関節リウマチ(rheumatoid arthritis;RA)に比較的特異的な自己抗体であり,その診断に大きな手がかりを与えるが,大部分の臨床検査所見は単に慢性炎症を反映するものであり,あまり特徴的なものとは言い難い.しかし,炎症活動性の判定や,合併症の有無および薬物療法による副作用の有無を知るうえでは不可欠である.
 本稿においては,本疾患の病態,臨床像,診断を概説するとともに,その診療における臨床検査の意義を述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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