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文献詳細

雑誌文献

臨床検査35巻12号

1991年11月発行

特集 アレルギーと自己免疫

III.自己免疫疾患 3.自己免疫疾患と検査

5)結節性多発動脈炎とその他の血管炎

著者: 橋本博史1

所属機関: 1順天堂大学医学部膠原病内科

ページ範囲:P.278 - P.281

文献概要

はじめに
 血管炎をきたす疾患は数多くあげられ,これらを総括して血管炎症候群(vasculitis syndrome,Christian&Sergent,1976)の概念も提唱されている.その中心となる疾患は結節性多発動脈炎(polyarteritis nodosa;PAN)であるが,PANに近縁する独立した疾患,さらには他の疾患に血管炎を伴う病態も含まれる.ここでは,誌面の都合もあり,血管炎の分類,血管炎の発症機序,PANを中心とする主な血管炎症候群の疾患概念と診断に必要な検査所見について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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