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文献詳細

雑誌文献

臨床検査35巻12号

1991年11月発行

文献概要

特集 アレルギーと自己免疫 III.自己免疫疾患 3.自己免疫疾患と検査

7)多発性筋炎/皮膚筋炎

著者: 秋月正史1

所属機関: 1慶應義塾大学医学部内科

ページ範囲:P.283 - P.285

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はじめに
 多発性筋炎(polymyositis;PM)は,横紋筋の炎症を基本病変とする原因不明の全身性炎症性疾患である.筋の炎症と変性,筋力低下,血清筋原性酵素増加および筋病変を示す組織学的および筋電図所見が特徴である.一方,皮膚筋炎(dermatomyositis:DM)は,筋炎に加えヘリオトロープ疹や関節伸側の紅斑など特有の皮膚病変を示す.両者の違いは皮膚症状の有無で,筋病変に差がなく,多発性筋炎/皮膚筋炎(PM/DM)として扱われる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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