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文献詳細

雑誌文献

臨床検査35巻12号

1991年11月発行

文献概要

特集 アレルギーと自己免疫 III.自己免疫疾患 3.自己免疫疾患と検査

14)糖尿病(自己免疫性)

著者: 滝俊哉1 横野浩一1 春日雅人1

所属機関: 1神戸大学医学部第2内科

ページ範囲:P.304 - P.306

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はじめに
 I型糖尿病は遺伝的素因を背景とし,なんらかの環境因子が加わることにより膵β細胞を中心とした自己免疫異常が惹起され,その結果β細胞の選択的破壊を生じ,臨床的にはインスリン依存型糖尿病(insulindependent diabetes mellitus:IDDM)を呈する代謝疾患である.本稿では,I型糖尿病において認められる種々の免疫異常を,疾患の診断および発症予知という観点から概説したい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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