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特集 アレルギーと自己免疫 III.自己免疫疾患 3.自己免疫疾患と検査
16)重症筋無力症
著者: 亀田典佳1 塚越廣1
所属機関: 1東京医科歯科大学医学部神経内科
ページ範囲:P.310 - P.313
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重症筋無力症(myasthenia gravis;MG)は筋の易疲労性を特徴とする疾患で,神経筋接合部における刺激伝達が障害されるために起こる.その機序は,神経筋接合部のシナプス後膜のアセチルコリンレセプター蛋白に対する自己免疫学的機序による.ここでは重症筋無力症の成立に関する基礎知識,ならびに診断に必要な検査とその進めかたについて,主に臨床的意義を中心に簡単に述べる.
重症筋無力症(myasthenia gravis;MG)は筋の易疲労性を特徴とする疾患で,神経筋接合部における刺激伝達が障害されるために起こる.その機序は,神経筋接合部のシナプス後膜のアセチルコリンレセプター蛋白に対する自己免疫学的機序による.ここでは重症筋無力症の成立に関する基礎知識,ならびに診断に必要な検査とその進めかたについて,主に臨床的意義を中心に簡単に述べる.
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