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今月の主題 脂質代謝異常 技術解説
脂質転送蛋白
著者: 浦田武義14 高木康2 五味邦英2 板倉弘重3
所属機関: 1昭和大学医学部臨床病理学教室 2昭和大学医学部臨床病理学教室 3国立健康・栄養研究所臨床栄養部 4栄研化学株式会社研究開発本部
ページ範囲:P.135 - P.142
文献購入ページに移動この内皮細胞の"外"を流れる血中リポ蛋白と内皮に取り込まれる脂質間の出納にかかわるとされる新規な脂質転送蛋白であるLipid Transfer Protein (LTP-I=CETP),LTP-IIおよびそれらに対する阻害蛋白Lipid Transfer Inhibitor Protein (LTIP=エルティップ)について述べる.
LTP-Iはコレステリルエステル(CE),トリグリセリド(TG)および,リン脂質(PL)の50%,LTP-IIはPL (残りの50%)のみ転送をつかさどっている.本稿ではその脂質転送経路,生成過程,分離精製法,性状,LTP-I (CETP)活性異常症,脂質転送状態の確認法および測定法について述べる.
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