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文献詳細

雑誌文献

臨床検査35巻2号

1991年02月発行

文献概要

今月の主題 脂質代謝異常 話題

リポ-Z(Remnant Like Particles;RLP)

著者: 伴野祥一1 大島伸浩1 中嶋克行2 河津捷二1 村田和彦1

所属機関: 1群馬大学医学部第二内科学教室 2日本抗体研究所

ページ範囲:P.154 - P.156

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1.はじめに
 動脈硬化に関連の深い血清脂質として,最近,レムナント・リポ蛋白と,Lp(a)に対する関心が高まっている.これらのうちレムナント・リポ蛋白については,これまで簡易な測定法がなく臨床検討もほとんど行われていなかったが,近年,レムナント・リポ蛋白を主体とした異状リポ蛋白であるリポ-Zの検討が進められ,注目されている.
 なお,第1回リポ-Z研究会1)において,一般名としてはRemnant Like Particles(RLP)を用い,リポ-Zは商品名として使用することが提言されたが,ここではリポ-Zという名称をあえて用いておく.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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