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文献詳細

雑誌文献

臨床検査35巻2号

1991年02月発行

文献概要

今月の主題 脂質代謝異常 話題

M-CSFとコレステロール代謝

著者: 島野仁1 山田信博1

所属機関: 1東京大学医学部第三内科

ページ範囲:P.163 - P.165

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1.はじめに
 近年遺伝子工学の進歩により,さまざまな生理活性物質が,クローニング,大量精製されるようになつた.骨髄造血細胞の増殖因子であるcolonystimulating factors(CSF)も白血病,癌治療の際,臨床応用が試みられている.その中で最近,GM-CSFやM-CSF投与中の患者に血漿コレステロールの低下が認められ,CSFとコレステロール代謝という新しい側面が注目されている3,4).われわれは,ウサギを用いてM-CSFの血漿コレステロール低下作用とそのメカニズムについて検討した1,2)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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