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文献詳細

雑誌文献

臨床検査35巻3号

1991年03月発行

文献概要

今月の主題 心・血管系ホルモン 測定法・病態生理

内皮細胞由来血管収縮因子

著者: 大橋俊夫1

所属機関: 1信州大学医学部生理学第一教室

ページ範囲:P.258 - P.263

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 エンドセリン以外の内皮細胞由来血管収縮因子,すなわち,血管平滑筋の緊張を局所的に増強させる内皮細胞産生物質として,(1)プロスタグランジンFやトロンボキサンA2,ロイコトリエンC4なとアラキドン酸代謝産物や(2)アンジオテンシンIIなどレニン-アンジオテンシン系関連物質,(3)白血球との相互作用によって産生・放出される物質が現在までに証明されている.本稿では,これら収縮物質の産生・分泌様式とそれら物質の生理ならびに病態生理学的意義について解説した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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