icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査35巻3号

1991年03月発行

文献概要

資料

cloned enzyme donor immunoassay(CEDIA法)による血清中ジゴキシンの測定法について

著者: 山田満廣1 大西将則1

所属機関: 1大阪赤十字病院検査部生化学

ページ範囲:P.302 - P.306

文献購入ページに移動
 血清中ジゴキシンの免疫学的測定法には,RIA法,EIA法およびFPIA法などがある.これらの方法のなかで,EIA法あるいはFPIA法は日常臨床検査法として普及していると考えられるが,測定に際して検体の前処理が必要であった.今回検討したCEDIA法は,その必要がなく,全自動測定法が可能な方法であり,再現性および他法(FPIA法)との相関など良好な成績を示したが,ビリルビン・ヘモグロビンなどの共存物質,肝障害および腎不全患者,さらには新生児などにおいてDLIFの影響が認められることは,注意しなければならない重要な点である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら