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文献詳細

雑誌文献

臨床検査35巻5号

1991年05月発行

文献概要

今月の主題 サイトカインと造血因子 技術解説

インターロイキン6(IL-6)

著者: 藤林麻里1 松田正1

所属機関: 1大阪大学医学部バイオメディカル教育研究センター腫瘍医学部門

ページ範囲:P.481 - P.484

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 インターロイキン6(IL-6)の生物学的機能は多岐にわたる.臨床においてIL-6は疾患の活動性や重症度,予後との相関が示唆されているため,その測定法の確立が急がれている.IL-6の測定法はバイオアッセイとイムノアッセイに分類される.現在はバイオアッセイが主流であるが,多数の検体を迅速に処理するにはイムノアッセイ系が必要である.
 検体の採取・保存法や測定に供するまでの処理法についての検討はほとんど行われていない.ここでは,われわれの研究室で行っている方法を中心に述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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