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文献詳細

雑誌文献

臨床検査35巻5号

1991年05月発行

文献概要

研究

心エコー・ドップラー法による直視下僧帽弁交連切開術後の弁機能評価

著者: 神谷英樹1 石光敏行1 平沼ゆり1 榎本強志1 杉下靖郎1 筒井達夫2 岡村健二2 堀原一2

所属機関: 1筑波大学臨床医学系内科 2筑波大学臨床医学系外科

ページ範囲:P.534 - P.538

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 直視下僧帽弁交連切開術後36か月以下の症例を対象として,断層心エコー法による僧帽弁弁口面積測定,pressure half-timeを用いた弁口面積推定,僧帽弁通過血流量と平均圧較差を用いた弁口面積算出,ドップラー法による圧較差の算出,僧帽弁逆流の重症度判定を行った.その結果,僧帽弁弁口面積は平均2.1~2.2cm2,最高左房左室圧較差は平均10.0mmHg,平均左房左室圧較差は3-0mmHgであった.また,47%の症例に軽度の僧帽弁逆流を検出した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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