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文献詳細

雑誌文献

臨床検査35巻7号

1991年07月発行

研究

β2―マイクログロブリン,α1―マイクログロブリン,N―アセチルグルコサミニダーゼおよびアルブミンの排泄量に及ぼす尿pHの影響

著者: 青島恵子1 加藤輝隆1 寺西秀豊1 堀口兵剛1 加須屋実1

所属機関: 1富山医科薬科大学医学部公衆衛生学教室

ページ範囲:P.771 - P.773

文献概要

 住民健診時の随時尿102検体について,β2―マイクログロブリン(β2―m),α1―マイクログロブリン(α1―m),N―アセチル―β―D―グルコサミニダーゼ(NAG)ならびにアルブミンを測定し,尿pHとの関連を検討した.その結果,β2―mはpH5.7~5.8以下で直線的に減少した.NAGはpH6.0以下で低下例がみられた.α1―mならびにアルブミンではpHと関連した顕著な変化はみられなかった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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