文献詳細
文献概要
TOPICS
非酵素的AGE形成阻害および可逆的可溶化の誘導
著者: 野元けい子1 中村國衛2
所属機関: 1北里大学医学部生物化学系 2北里大学医学部分子生物学
ページ範囲:P.875 - P.876
文献購入ページに移動A. Ceramiらは,アミノグアニジン(AMG)がAGE形成を阻害することからこの薬剤の広範な応用展開を計画している1,2).しかし安全性に問題があり,簡単に臨床適用はできそうもない.堀内らはfructosyl-amino acid oxidaseをCorynebacteriumから抽出し,報告している3).しかし,異種蛋白であるこの酵素を生体に適用することには問題があり,治療薬としての利用はかなり先になりそうである.
掲載誌情報