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文献詳細

雑誌文献

臨床検査36巻1号

1992年01月発行

今月の主題 成長因子と増殖因子

総説

細胞増殖の制御機構と発癌

著者: 秋山徹1

所属機関: 1大阪大学微生物病研究所発癌遺伝子部門

ページ範囲:P.12 - P.16

文献概要

 EGF受容体,ErbB-2などの増殖因子受容体はチロシンキナーゼ活性を持つ細胞膜を貫通する糖蛋白質である.これらの受容体の構造に異常が起こりチロシンキナーゼ活性が亢進すると発癌性を示すようになる.ヒトの腫瘍で異常発現している例のあることが知られているErbB-2蛋白質を例としてその発癌性とチロシンキナーゼ活性について概説した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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