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文献詳細

雑誌文献

臨床検査36巻1号

1992年01月発行

文献概要

研究

初代培養肝細胞を用いた四塩化炭素およびデオキシコール酸誘発肝障害に関する基礎検討

著者: 野口通重1 仁藤新治1 岡庭梓1

所属機関: 1田辺製薬(株)安全性研究所

ページ範囲:P.75 - P.80

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 雌雄のマウス,ラット,ハムスターおよびモルモットから得た初代培養肝細胞の四塩化炭素(CCl4)およびデオキシコール酸(DCA)による細胞障害性を培養上清中に逸脱される各酵素(GOT,GPT,LDH)活性を指標に種差および性差について比較検討した.種差については両化合物総じて,ハムスターおよびラットが高く,マウスおよびモルモットが低かった.雌雄差についてはラットで雄が高値の傾向にあったが,マウス,ハムスターおよびモルモットでは明らかな差はみられなかった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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