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文献詳細

雑誌文献

臨床検査36巻1号

1992年01月発行

文献概要

資料

リコンビナント抗原を用いたEIA法によるHTLV-I抗体測定の検討

著者: 福岡直美1 西村要子1 山口一成1 清川哲志2 高月清2 森秀治3

所属機関: 1熊本大学医学部附属病院輸血部 2熊本大学第二内科 3協和メデックス株式会社研究所

ページ範囲:P.91 - P.93

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 HTLV-I抗体測定法のなかで,酵素免疫測定法(EIA)は,細胞抽出抗原を用いてあるため,細胞成分蛋白に対する非特異反応が見受けられた.今回,リコンビナント抗原を用いたEIA法キット(デタミナー「HTLV-I抗体」:協和メデックス)が開発されたので感度および特異性の検討を行った.その結果,ATL,HAMでの見落としがなく,感度も十分なものであったことから,スクリーニング法の1つとして有効なものと思われた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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