icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査36巻11号

1992年10月発行

文献概要

特集 遺伝と臨床検査 II DNA診断 1.DNA診断のための基本的操作

4)ノーザンブロッティング法

著者: 寺井格1 小林邦彦1

所属機関: 1北海道大学医学部臨床検査医学講座

ページ範囲:P.47 - P.52

文献購入ページに移動
●はじめに
 1975年,Southern EMが,制限酵素で切断しアガロースゲル電気泳動で分画したDNA断片を,直接ニトロセルロースフィルターに移す方法を開発した.このSouthern法は遺伝子解析手段として極めて有用であることから,その後広く用いられるようになった.1977年Starkらは,アガロースゲル電気泳動で分画したRNAをフィルターに移す方法を開発した.この方法はDNAに対する"Southern"法と対比させて"Northern"法と呼ばれている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?