文献詳細
文献概要
話題
プロピオン酸血症
著者: 大浦敏博1
所属機関: 1東北大学医学部小児科
ページ範囲:P.233 - P.233
文献購入ページに移動PCCはビオチンを補酵素とするミトコンドリア酵素で,2つの異なるサブユニットから成り成熟酵素はα6β6構造をとる.1986年,Krausら2)はラットPCCβ鎖の全長cDNAを初めて分離し,その全塩基配列を決定した.また,同年Lamhonwahら3)もヒトPCCα,β鎖をそれぞれコードしている部分cDNAを単離し,α鎖遺伝子は第13染色体,β鎖遺伝子は第3染色体に局在していることが明らかとなった.
掲載誌情報