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文献詳細

雑誌文献

臨床検査36巻11号

1992年10月発行

話題

遺伝子治療の現状

著者: 島田隆1

所属機関: 1日本医科大学生化学第二講座

ページ範囲:P.239 - P.241

文献概要

<はじめに>
 1990年9月,米国NIHで世界最初の遺伝子治療がアデノシンデアミナーゼ(ADA)欠損による重症複合免疫不全症の4歳の少女に対し開始された.さらにその4か月後には癌の遺伝子治療も始められている.これらのニュースは世界中で大きな話題となっており,米国以外の国でも遺伝子治療開始の機運が急速に高まっている.本稿では,米国で行われている遺伝子治療を中心に,現在の遺伝子治療の考えかたについて紹介したい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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