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文献詳細

雑誌文献

臨床検査36巻2号

1992年02月発行

文献概要

今月の主題 法医学と臨床検査 技術解説

ビピリジウム系除草剤の測定法

著者: 長尾正崇1

所属機関: 1北海道大学医学部法医学講座

ページ範囲:P.159 - P.164

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 非ホルモン系非選択性接触型除草剤としてわが国で広く用いられているビピリジウム系除草剤は,同時にわが国における農薬中毒死の代表的な原因物質でもある,これらの除草剤による中毒症例の致死率はきわめて高く,生体試料中の除草剤含有量の測定法は法中毒学領域のみならず,救急医学の領域においても重要な手技の1つである.本稿では分光分析法,ガスクロマトグラフィー,高速液体クロマトグラフィー,および筆者らの開発したイムノァッセイによる生体試料からのビピリジウム系除草剤の測定法を解説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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