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文献詳細

雑誌文献

臨床検査36巻2号

1992年02月発行

文献概要

Coffee Break

MeOH

著者: 𠮷野二男1

所属機関: 1藤沢市民病院

ページ範囲:P.164 - P.164

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 化学物質を考えるときに,その持っている活性反応基がその物質の特性や化学反応分析・合成などのときに重要なものとなり,また,その物質の特徴をも,よく表すものである.
 名称を定められたとおり全部書くと,字数も多くなり長くなって手数がかかる.かといって,分子式,構造式を全部書くのも繁雑なことであり,その意味も少ないし,必ずしもその物質の化学的特性を表すとは限らない.そこで,題にかかげたような略字ができる.これはメタノールのことで,アルコール類の化学記号であるアルコール性水酸基のOHとメチル基methyl―の頭文字を組み合わせたもので,同じように,EtOH, PrOHというのはethanol, propanolという具合である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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