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編集者への手紙
Acid Green 3を用いる尿中総蛋白測定法の自動分析機への適用について
著者: 酒井伸枝1 鈴木優治1
所属機関: 1埼玉県立衛生短期大学
ページ範囲:P.192 - P.192
文献購入ページに移動 尿中総蛋白測定法の色素法は,操作が簡便で検出感度や再現性に優れているため,日常検査に適している.総蛋白測定の色素は,蛋白種間の特異性が均等であることが必須であり,この点を考慮した色素が用いられている1,2).筆者らもトリフェニルメタン系色素のAcid Green 3を用いた尿中総蛋白測定法(以下AG-3法)をすでに報告している3).この色素は,蛋白種間に反応差がほとんどなく,また,色素法としての特性を具備し,日常化されているCBB法やピロガロールレッド法との相関も良好な結果を示したことから,日常検査に適応できると考えている.そこで,AG-3法の色素法としての特性をいかし,さらに自動化への対応を試みたので報告する.
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